仙台文学館の中にステキなカフェがあるのをご存じですか?
仙台文学館は、仙台市都心部と泉中央副都心を結ぶ県道22号線沿い(地元の方には旧4号線と言った方が馴染みがあるかもしれません)にあります。ドライブ中にこの看板を見かけて、気になっていた方もいらっしゃるのでは?
ここは宮城・仙台にゆかりのある近代文学作品や文学者を紹介している施設です。常設展のほか文学に関する企画展も常時開催されています。
県道から奥へと入っていくと、都会の喧騒から一気に離れて、緑豊かで静かな雰囲気に。それもそのはず、この仙台文学館は、全体で60ヘクタールの広さを誇る大規模公園、台原森林公園と隣接しています。
こちらが入口。
文学館と聞くととっつきにくいイメージなのかと思いきや、意外にもカジュアルな雰囲気で足を踏み入れやすく感じました♪
入って右に進むと展示室や広々とした交流スペースなどがあります。日の光が天窓からさんさんと降り注いできて、明るく気持ちがいい場所でした。
逆に左に進んだ吹き抜けの奥に、今回ご紹介したいカフェがあります。
「ひざしの杜」です。
とても開放的で、これなら気軽に立ち寄ることができそう!仙台文学館をひととおり見学した後の休憩にもちょうどいいですよね。
カフェ入口には、仙台市在住のいがらしみきおさんの大人気作品「ぼのぼの」のぬいぐるみが♪ほんわかしたかわいい表情に癒されます。
ひとつひとつにこだわりを感じる店内
まずはじめに目に入ってくるのは、外装に使われるような素材で塗られた、青く広い壁です。オシャレですよね!
椅子がどれも個性的でオシャレ♪どこに座ろうかと悩んでしまいます。自分のお気に入りの場所を探すのも楽しそうです。
公園の緑を眺めることができる大きな窓
カフェの奥の大きな窓からは台原森林公園の森の木々がよく見えてます。オープンカフェのようなさわやかな気持ちで、ゆっくり楽しむことができます。つい長居してしまいそう…
本を読みながら過ごしている方、
公園を走った後に立ち寄られた方、
お友だちとゆっくり歓談する方…。
カフェを利用しているみなさんそれぞれ、自分の時間を楽しみながら過ごしていましたよ。
メニューはお食事、スイーツ、ドリンクとバリエーションも豊富です。
季節限定メニューもあり!
本格的な味を楽しめるカフェ
私は「黒カレー(サラダ付き800円)」を注文。
はじめはコクのある甘味を感じ、その後を追いかけるようにしっかりと辛みが!真っ黒なカレーの秘密は、黒ゴマ、黒糖、ココア。
素揚げしたなすとパプリカが真っ黒なカレーに彩りを添えてくれます。また、ゆで卵が辛さをまろやかにしてくれて、とてもいい仕事をしてくれていました。
後引くおいしさです!
カレーの後には甘いデザートが食べたくなりますよね?
私はメニューの中でもひときわ色鮮やかで気になっていた「抹茶テリーヌ(ドリンク付き770円)」も注文しました。
テリーヌ自体も、そこにかけられたソースもとにかく抹茶が濃厚で香りも良い!
テリーヌにはホワイトチョコが入っていて、こだわりを感じるおいしさでした。この記事を書きながらも、あの滑らかで濃い味わいを思い出して、また食べたくなってきます。私はこのテリーヌのリピーターになりそうです♪
セットのドリンク、私はアイスカフェラテをお願いしましたが、ほかにもブレンドコーヒーやカプチーノ、紅茶、オレンジジュースやりんごジュースなど、さまざまな種類から選べるのも魅力ですね。
カフェでありながら本格的なランチとデザートを楽しめるのが魅力の、開放的な場所「ひざしの杜」。ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?
ひざしの杜
住所:宮城県仙台市青葉区北根2-7-1仙台文学館内
アクセス:仙台市地下鉄台原駅 徒歩25分
仙台市営バス停「北根二丁目·文学館前」下車徒歩5分
営業時間:10:00-16:00
電話番号:022-219-1341
定休日:月曜、第4木曜、他仙台文学館に準ずる
※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間が記載と異なる場合があります。訪問時は事前に店舗に確認ください。