新しい年へ願いを込めて。福島市飯坂町「中野不動尊」でパワーをチャージ!

日本三大不動の一つと言われる「中野不動尊」。
お正月や七五三だけでなく、日頃から多くの参拝者が訪れています。

私も数年前に一度、初詣で行ったことがあったのですが、とても人が多く、大行列!

いつかもう一度ゆっくりお参りしたいなと思っていたので、小春日和のこの日、一人で訪れてみました。

苦しみを取り除いてくれる「とげぬき地蔵」と「岩窟の清水」

まず出迎えてくれるのがこちらの「とげぬき地蔵」。

小さくて安らかなお顔のお地蔵様で、その名の通り、人間の毒や苦しみを抜いてくれると言われています。

どこか痛いところや悪いところがある方は、お地蔵様の同じ部分をたわしでこすり、ここに湧き出ている「岩窟(いわや)の清水」をそっとかけてお参りするとよいと言われています。

「大日如来像」次回はあと19年後…?

そして鮮やかな朱色の「大日堂(だいにちどう)」。
周りの木々の緑とのコントラストが美しく映ります。

ここに祀(まつ)られているのが「大日如来像」で、普段はお目にかかれることはありません。

20年ごとにご開帳されるそうなのですが、調べてみたところ、なんと昨年がその20年目だったそうです!

貴重な機会だったのに、全く知らずにいたなんて、なんてもったいないのでしょう!!

19年後、出会えるのを楽しみに、それまで元気でいなければ…笑。

大日堂の下の入り口から入ると、中は洞窟になっていて、36箇所のくぼみに小さなお地蔵様がそれぞれ祀られています。

この「洞窟めぐり」こそが、中野不動尊の醍醐味とも言えます!

洞窟の中は暗くひんやりとしていますが、入り口でろうそくを灯して参拝することもできます。

途中、天井が低いところもあるので気をつけて!

お子さんはちょっとした迷路感覚で楽しそうにはしゃいでいました。

身も心も清められるパワースポット

大日堂の隣には、勢いよく流れ落ちる滝があります。

2月28日の「歳祭り」では、修行者たちがこの「不動滝」に打たれる「水行」が行われるのだとか。

ひゃ〜!考えただけで凍えそう!!
頭が下がります。

見ているだけでも心が清められそうな美しい滝でした。

そこから少し下ると、大きなお釜が!
なんでしょう、これは?!

こちらは「あんど釜」と言って、昔、疫病が流行した時に、住職が大釜で薬草を煎じて病人に与えたところ、たちまち病が治ったという言い伝えがあるのだそうです。

どの時代も病は人々を苦しめ、健康はみなの願いだったのですね。

私も、また安心して旅行や会食ができる世の中が戻るようにお願いをしてきました。

こちらの味を目当てに訪れる人も多いとか

参拝を終えた後は、無料の休憩所で一休み。

休憩所の名前は「茶屋 かもしか庵」といいますが、これは「中野不動尊」の歴史に関係しています。

​​今から830年ほど前に恵明道人が一匹のカモシカに導かれてこの山に入り、山神のお告げを受けたのが、「中野不動尊」のはじまりと言われているそう。

人を導くカモシカ、神秘的です!

さて、現代では、茶屋からただよういい香りに導かれて、多くの人がこの休憩所に集まっています!

薬草茶の「十貴茶(とうきちゃ)」が無料でふるまわれているほか、玉こんにゃくや、おにぎり、うどんやお蕎麦など軽食も多数ありました。

Tシャツなどのオリジナルのお土産や、小さなお子さんがちょっとしたゲームで遊べるコーナーもありましたよ。

駐車場へと続く道の露伴店でも、飯坂のお土産や甘酒、ドーナツなどが売られており、かなり誘惑に負けそうでした!

どんな願いも受け止めてくださるお不動さま

福島に来たら一度は参拝してもらいたいお寺なのですが、お正月は混雑が予想されるので、時期をずらして行かれることをおすすめします。

また、中野不動尊のホームページから「境内散策」にアクセスすると、音声ガイドを楽しめるので、スマホで見どころを聞きながら散策すると、より一層楽しめると思います。

もちろんお守りも多数ありますし、御朱印ももらえるようですよ。

日々、仕事やプライベートで悩むことも多いですが、たまにはこういったお寺や神社を訪れてみると、心が洗われるような気がしますね。

来年も良い年になりますように、心から願っています。

中野不動尊
 住所:福島県福島市飯坂町中野字堰坂28
​​ アクセス:JR福島駅から車で約25分
      福島交通飯坂線 飯坂温泉駅から車で約8分
      JR福島駅から福島交通バス「中野」行き「中野不動尊入口」下車 徒歩5分
 TEL:024-542-2100
 開扉時間:8:30ー17:00(10月中旬〜12月は16:00まで)
 拝観料:無料