子どもも喜ぶ!ありのままの自然がすぐそこに。福島市「小鳥の森」

福島市の山口にある「小鳥の森」。

長く福島市に住んでいるのですが、恥ずかしながら一度も行ったことはありませんでした。

今回初めて訪れてみたのですが、思いがけずとってもステキなところだったので、ご紹介したいと思います!

まずは情報収集から

「小鳥の森って言うくらいだから、バードウォッチングができるんだろうなあ〜」と、ぼんやり思っていた私なので、まずはどんな場所なのか、ネイチャーセンターで確認です。

こちらでは、今見られる野鳥や花などの情報が得られます。
ガイドマップや、各種パンフレットなどをもらうこともできます。

子ども向けのワークショップやプログラムは季節に応じて開催されていると、市政だよりや新聞で見たことがありましたが、なるほど、今は缶バッチがもらえる宝探しや、あしあとクイズなどがありました。

これは子どもたちも楽しめそうですね!

他にも、鳥や花などの自然に関する本や図鑑を見たり、自分で好きな鳥を選んでオリジナル缶バッチを作れるコーナーもあります。

動物の標本や、飼育中のカエルの卵もあり、ここだけでも一通り遊べそう!

私も子どもが小さい時に連れてきてあげたかった!!と今更ながら悔しい思いです。

4月はカタクリが見頃

ワクワクしながら展示を見ていると、センターの方が「カタクリ、見に行かれますか?」と声をかけてくださいました。

話を聞くと、今が見頃とのことで、こちらに写真やイラストで詳しい説明がありました。

なんと、カタクリの寿命は40〜50年?!
そして、7〜8年目でやっと花を咲かせるとのこと!

また、昔はカタクリの根っこから片栗粉を作っていたことも知りました。

小さくて素朴な野の花のイメージでしたが、一気に興味が湧いてきましたよ〜。

センターの方も、「ちょうど鳥たちも巣箱に来るようになって、いろいろ見られると思いますよ」とおっしゃってくださいました。

こうなったら見に行くしかありません!

センターでいただいたマップを手に、カタクリの群生地を目指します。

3つの散策コース

自然観察路は、

  • シジュウカラの小径
  • ホオジロの小径
  • カワセミの小径

の3つがあり、それぞれ1時間から1時間半程度のコースになっているそうです。

私は一番近い「シジュウカラの小径」に沿って出発しました。

センターからすぐ、森に入ると、さっそく鳥のさえずりが間近に聞こえました。

「小鳥の森」なので、当たり前と言われればそうなのですが、あまりにも美しく、またすぐ近くで聴こえることに感動…。

鳴き声を文字でお伝えすることができず、残念です!

自然の中を歩きながら鳥のさえずりを聴くだけで、不思議と心が洗われ、浄化されていく気分になりました。

途中、鳥の写真と説明書きの看板を発見。

こちらは中にスタンプが入っていて、全部集めるとプレゼントがもらえるスタンプラリーです。

木の切り株がスタンプ台になっているのも楽しいですね!

観察路には、今どのあたりを歩いているのか分かるように、目印となる数字の看板がこまめに設置されており、一人でも安心して歩けます。

10分ほど歩いたでしょうか、いよいよカタクリの群生地に到着。

一つ一つは小さな花なので、はじめは「これかな?」と思う程度なのですが、近づくと多くの紫色の花が一面に咲いているのがわかります。

花は下を向いているので、斜面の下から見上げるように覗くと、なんとも可憐できれいな花びら!

でもこれが7〜8年かけてやっと咲いた花かと思うと、儚さの中に強さも感じます。

景色を楽しみながら、軽い登山気分

小鳥の森は低山ですが多少のアップダウンもあり、ストックにリュックの登山スタイルの方々も見かけました。

3つの観察路を全て制覇すると3時間以上かかるので、一日かけて歩けば、かなりのボリューム!

ところどころにベンチやあずまやもあるので、お天気のいい日はお昼持参で、休みながら歩くのもいいかもしれません。

展望スポットもあり、雪が残る吾妻山と市街地がとってもきれいに見えました。

珍しい生き物にも出会えるかも?

鳥の鳴き声はすぐ近くで聴こえるのに、初心者の私は、なかなかその姿を見つけることができず、最後に少しだけ見かけることができました。

スマホのカメラではしっかりと捉えることが難しかったのですが、お分かりいただけるでしょうか…!

黒と白のモノトーンの羽は、おそらくシジュウカラかと思われます。

鳥の種類を教えてもらったり、双眼鏡などを使ってバードウォッチングができたら、何倍も小鳥の森を楽しめると思いました。

調べてみると、「大人のバードウォッチング」や「観察会」など、大人向けの企画もあるようです。

そして、鳥や花の他にも、チョウチョやカブトムシなどの昆虫や、珍しいキノコなども見られるそうです。

また、ムササビやフクロウ、リス、テン、カモシカなども確認されているようで、本当に自然の里山をそのまま残してあるのだなと思いました。

もちろん、それにはきちんと森を整備し、守り続けてくれた人の努力があってこそ。

街中からも近く、思い立ったらすぐにいける場所なので、今度はもっと多くの動物や花を見つけて来たいなと思いました。

福島市 小鳥の森 ネイチャーセンター
 住所: 福島県福島市山口字宮脇98
 アクセス:福島駅から車で17分(無料駐車場70台)
      福島駅東口から福島交通バス 「文知摺」方面行き「岡部」停留所下車 徒歩30分
 TEL:024-531-8411
 入館料:無料
 開館時間:8:30ー17:00
 休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、12/29から1/3

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。