芸術に触れ、おなかも満たされる。福島市飯坂町「松屋レストラン」

連日寒い日が続き、冬真っ只中の福島ですが、たまには両親を連れて親孝行を、と思い、飯坂町の「松屋レストラン」に行ってきました。

ステキなエントランスに心躍る

飯坂街道沿いにあるこちらのレストラン。
「片岡鶴太郎美術庭園」に併設されています。

駐車場に車を停めて、階段を降りると、きれいなランプが並ぶ広場が現れました。
なんとも幻想的な雰囲気です。

ちなみに右側はギャラリーになっていて、色とりどりのキャンドルが飾られていました。

広場を抜けると、左側がレストランになっています。

広々とした店内には、大きな木にたくさんの折り鶴が飾られていました。

聞けば、コロナ鎮静の願いを込めて、地域の方から集まった鶴なのだそうです。
もしかして、片岡「鶴」太郎さんにもちなんでいるのでしょうか。
華やかですが、どこか落ち着く雰囲気となっています。

麺類、和食、洋食と豊富なランチメニュー

さて、11時から14時はランチタイム。
全てのメニューにドリンクとミニデザートがつきます。
これはお得ですね〜。

メニューを見ると、うどんやカツ丼、ハンバーグからパスタ、カレーまで!
まさに、なんでもあり!
お子さんや若い方から、年配の方まで満足できそうです。

お値段は、1,300円〜1,500円程度。

迷った末、私は「三元豚のみそカツ定食」にしました。

ご飯の上に千切りキャベツ、そしてカツはとっても柔らかくてびっくり!
コクのある味噌ダレが食欲をそそります。

温かなお味噌汁とお漬物、ひじきと切り干し大根の煮物がついていました。

母は、「ミニうな丼とミニうどんのセット」を注文。

「うどんの出汁が効いていておいしい〜。」と何度も言っていました。
ご飯の量もちょうどよく、完食!

そして、父は「きのこうどん」。

太めの麺に、なめこやしめじなどのきのこがたっぷり。
薬味がいろいろついていて、最後まで飽きずに食べられそう。

寒い冬にぴったりのメニューです。

食後はデザートとドリンクでゆっくり。

ドリンクは、コーヒーや紅茶、烏龍茶、緑茶などから選べます。
デザートは、なめらかな抹茶プリンに白玉団子が乗っていて、優しい味でした。

食後はお買い物も楽しめる

レジ近くには、手作りのお地蔵さんやお人形さんが飾られていました。

本物の着物を使ってひとつひとつ作られているとのこと。

表情やポーズも微妙に違い、見れば見るほどかわいいですね。
購入もできるようです。

併設されている売店では、片岡鶴太郎さんの作品をはじめ、オリジナルのお菓子や、福島のお土産を購入することができます。

また、店内で印象的だったのは、本がたくさんあり、自由に読むことができるようになっていること。
一人でも、読書をしつつ、のんびりしたひとときが過ごせそうです。

特別な日の思い出作りにもぜひ!

レストランから見える庭園も見所の一つですが、この日は連日降り続いた雪がこんもりと積もっていました。

福島市の中でも、ここ飯坂町は特に雪が多い地域。
雪と庭園の組み合わせもまた風情がありますね!

片岡鶴太郎美術庭園は別途入館料が必要ですが、こちらのレストランの特製ランチとのセットもあるそうです。

片岡鶴太郎さんの作品を目当てに、遠方から訪れる方も多いと思います。
特製ランチセットは要予約なので、詳しくはお問い合わせを!

飯坂温泉の観光ついでに寄るのもいいですし、予約の上、特別な日にもぜひ利用してみてくださいね。

松屋レストラン
住所:福島県福島市飯坂町銀杏1-13
アクセス:東北自動車道大笹生ICより 車で8分
      福島交通飯坂線 花水坂駅から徒歩3分
TEL:024-542-0555
営業時間:9:00-16:30(1~3月は15:00まで)
      【ランチタイム】11:00-14:00
定休日:無休

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。