“隠れ家”という響きは大人になっても不思議と心がときめくもの。
先日カフェ好きのママ友から教えてもらい訪れた「cafe EDEN」は、まさにそんな隠れ家的なお店でした。
閑静な通り沿いで建物を目にすれば、まるで秘密の場所を見つけたようにワクワク♪ひとたび足を踏み入れれば、手間暇をかけて作られた料理のおいしさと穏やかな空間に、自然と心がゆるやかになります。
八木山に佇む「cafe EDEN」を、あなたのお気に入りに加えてみませんか。
住宅街に佇むスタイリッシュな建物
JR長町駅から車で8分ほど。中心部から少し離れた高台に「cafe EDEN」はあります。
お店が建つのは車1台が通れるほどの細い坂道を進んだ先。「この道で合っているかな?」とドキドキしながら車を走らせると、真っ白な建物が目に飛び込んできました。
アートギャラリーのようなたたずまいに再びドキドキ。入り口はエントランスを抜けて右側。期待に胸を弾ませながらさっそくおじゃまします♪
時間の流れがゆるやかに感じる、癒しの空間
あたたかな陽光が差し込む店内は、真っ白な壁と吹き抜けの天井が心地よい開放的な空間。店主の菊地さんがこだわって選んだイスや自社デザインのテーブルから感じる、ほっとするような木のぬくもりもカフェの雰囲気にぴったりです。
テーブルにさりげなく配したグリーンも美しく、そこにいるだけで不思議と穏やかな気持ちになっていきます。
フロアの中央には雑貨の販売コーナーも。手作りのアクセサリーや波佐見焼の器など、どれもシンプルながら洗練されているアイテムばかり。料理の待ち時間に手に取ってみるのも楽しいひとときです。
「cafe EDEN」のオープンは火・木・土曜日の週3日のみ。終日満席になる日もあるため、訪れる際は事前に予約することをおすすめします。
カフェタイムのおともに♪見た目もかわいいクッキーサンド
お楽しみの料理は、ランチとカフェメニューがラインナップ。旬の食材で作る平日限定の「スキレットセット」(限定5食)に、具材を3種類から選べる「キッシュトーストセット」、濃厚な味わいの「バスクチーズケーキ」など、魅力的なメニューがいっぱい!
訪れた時間は小腹が空く15時。どれにしようか迷いながら、お店イチオシのスイーツ「クッキーサンド」をオーダーしました。
クッキーにたっぷりサンドされたバタークリームは期間限定を含む5種類があり、「いちごみるく」「抹茶とホワイトチョコレート」「ほうじ茶とアーモンド」の3種類は常時味わうことができます。
華やかな香りに驚き!「ほうじ茶とアーモンド」
菊地さんにおすすめを伺うと「ほうじ茶とアーモンドですね」と即答。スイーツといえばフルーツやチョコレート入りの方が人気なのでは?と、やや意外に感じたものの、ひとくち頬張ればそんな考えは一変。煎じたばかりの茶葉のような芳ばしい香りがブワッと充満し、その華やかさに「わあ!」と声をあげてしまいました。
ほうじ茶を練り込んだバタークリームは、茶葉の香りが生きる甘すぎない味わい。クッキーの塩気とザクザクとした食感がアクセントを加えます。あまりのおいしさにあっという間に完食してしまいました♪
あと味爽やかな季節限定品「カシスマロン」
鮮やかなパープルが目を引く「カシスマロン」は、カシスピューレ入りのバタークリームとマロングラッセをサンドした季節限定の一品。カシスの甘酸っぱさとバタークリームの芳醇な味わいのバランスが絶妙で、季節限定なのが惜しくなるほど。
クッキーサンドを含む一部のスイーツはテイクアウトもOK。すてきにラッピングしてくれるので、ギフトにもおすすめです。
スイーツにぴったりなコーヒーもどうぞ♪
甘さ控えめのクリームがこんもりとのった「カフェモカ」もいかがですか?コーヒーは、フルーツを思わせる華やかな酸味とすっきりしたあと味。フレッシュな味わいは、気持ちをリフレッシュさせてくれますよ。
小さな子どものカフェデビューにもおすすめです
訪れた日には赤ちゃんや小さな子ども連れのファミリーの姿も。菊地さん自身が子育て真っ最中とのことで、子どもと一緒の来店もウェルカムなのだとか。
2階には気兼ねなく過ごせる個室があるほか、キッズメニューも用意。庭にはなんとブランコまで!
時期によって種類は異なりますが、料理に無農薬の自家栽培野菜を使うようにしているのもうれしいポイントです。
自分だけのごほうびに、子どもと過ごすランチタイムに、穏やかな時が流れる「cafe EDEN」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
cafe EDEN
住所:宮城県仙台市太白区八木山弥生町23-30
アクセス:JR東北本線「長町駅」から車で8分
TEL:090-6459-4005
営業時間:10:00-16:00
定休日:月・水・金・日曜日