仙台駅直結の「鼎泰豊」で台湾旅行気分

突然ですが、みなさまはご旅行に出かける際に何を重視して行先などを決定されますか?
私は何と言っても、「食」を重視派です。
本場のピザを食べてみたいがためにイタリア旅行に出かけ、両親にあきれられた経験があるほどです。

しかし、2020年のはじめから2021年12月の現在まで、世界的な感染症の流行により、なかなか海外旅行は難しい状況が続いてしまっています。

先日は、たまらなく本格的な点心が食べたくなったのですが、いまは本場への渡航が難しい…。
そこでうかがったのが、今回ご紹介する「鼎泰豊(ディンタイフォン)」さんです。

「鼎泰豊」は台湾の点心料理屋さん

「鼎泰豊」さんは、1958年に台湾でうまれたお店です。
元々は食用油のお店だったそうですが、1972年に小籠包をはじめとした点心の販売をはじめると、たちまち大人気に。
ニューヨークタイムズ紙の「世界の人気レストラン10店」にも選ばれたことがある有名店で、日本からも「鼎泰豊」さんの本店へ行くのをメインとしたツアーまであるほどです。

東北の店舗はエスパル仙台店だけ

台湾で大人気の「鼎泰豊」さんは日本でも人気を博し、26店舗を展開しています。
そのうち東北にあるのは「エスパル仙台店」のみ。

70席近くある広々とした店舗です。
JR仙台駅直結とアクセス抜群な商業施設で、世界的に有名な点心が気軽にいただけます。

ネット予約がおすすめ

「鼎泰豊」さんは仙台でも人気のお店で、お食事時にはいつも行列ができています。
しかし、公式ホームページから事前予約ができるようです。
足を運ばれる際は、事前のネット予約がおすすめです。

何を食べようかワクワク

こんなにもたくさんのメニューがあります。
定番の小籠包のほかに、トリュフ入り小籠包など贅沢なメニューや、チャーハンや麺類、スイーツ小籠包までさまざま。
ワクワクしながらメニューを決めたら、商品番号と数量を紙に記載して注文します。

小籠包は少しずつ注文するのがおすすめ

「鼎泰豊」さんに来たら、やはり小籠包ははずせません。

セイロに入って、アツアツの状態で登場します。

レンゲにのせて、もちっとした皮をやぶると、アツアツのスープがあふれだします。
お肉の旨みが溶け出したスープは絶品です。

小籠包を一度にたくさん注文すると冷めてしまうため、サッと食べられる量を少しずつ注文するのがおすすめです。

スープの次は針ショウガをたっぷりのせて

もちろんお好きに召し上がってOKですが、基本的な小籠包の食べ方は3ステップです。

まずは、小籠包を注文すると提供される、針ショウガが入った小皿に酢醤油をいれます。
つぎに、セイロにならんだ小籠包の上部を、お箸でそっとつまんで先ほどの小皿に。
皮がやぶれてしまわないように要注意です。
タレをほどよく絡めたら、ショウガをそえていただきます。

ショウガはたっぷりのせていただくのが個人的にはおすすめです。
初めての人でも、店員さんがおいしい食べ方を丁寧に説明してくださるので安心です。

仙台で味わう本格台湾グルメ

今回は点心以外にも、あっさりおいしい「鶏のネギソース」や、「牛肉麺」をいただきました。
とくに気に入ったのが牛肉麺です。

クセのつよい香辛料である八角は本場より少し抑えられている印象でしたが、うまみとコク深さは本場で食べたものと変わらない、本格的なおいしさでした。

なかなか海外旅行には行きづらい日々が続いていますが、「鼎泰豊」さんでは本場さながらのお料理が味わえるため、台湾グルメ旅気分にひたれます。
日常のちょっとしたアクセントに、足を運んでみてはいかがでしょうか。

鼎泰豐(ディンタイフォン)
住所:〒980-0021宮城県仙台市青葉区中央1-1-1 エスパル仙台東館3階
アクセス: JR仙台駅直結
TEL:022-781-7478
営業時間:11:00‐22:00  (L.O 21:00)
定休日:エスパル仙台の休館日に準ずる

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。