駅からのアクセスは、佐倉駅北口を出て、ほぼ直線上に高瀬川に向かって歩きます。
高瀬川に突き当たったら、左手に公園があります。
駅から徒歩5分程の距離です。
高崎川の南側にあり、川沿いを散歩するのにちょうどいい遊歩道もあります。
春には、この遊歩道の横に植えられている桜が咲くようです。
桜の季節の、散歩やランニングも楽しみですね。
取材に訪れたのは、14時前ごろ。
佐倉市表町2丁目の閑静な住宅街の中にあり、人通りも少なく静かです。
周囲は交通量がほぼないため、子どもも安心して遊べそうです。
高崎川南公園の入り口にある看板は、新しくてシンプルなデザイン。
大きな木もなく、ひらけて明るい印象を受けます。
段差もないので、ベビーカーや車いすでも訪れやすいです。
広々とした高崎川南公園
公園内には、ベンチがたくさん設置されています。
背のない木のベンチや石でできたベンチなど。
テーブルや東屋などもあるので、ピクニックにもいいですね。
ベンチスペース・遊具など集まるスペース・芝生広場スペースと大きく分けられています。
遊具スペースには、ロープのネットを使ってのぼれる、鮮やかなオレンジが目を引くすべり台があります。
プラスチック系の素材なので、夏場でも熱くなりにくい。
すべり台の近くには、鹿や新幹線のベンチがあり、小さな子どもたちにぴったりのサイズ。
ほかにはスプリング遊具が設置されています。
トイレはありませんが、手洗い場はあるので、夏は水鉄砲や水風船で遊ぶこともできそう。
遊具は広さに対して少なめですが、子どもたちに大人気な公園。
その理由を、お教えします。
子どもたちに大人気の8620型蒸気機関車(通称ハチロク)
この公園、別名は「SL公園」とも呼ばれているそう。
芝生広場スペースに目を向けると、本物の蒸気機関車が堂々と展示されています。
この8620型蒸気機関車は、通称ハチロクと呼ばれている車体。
「鬼滅の刃」の劇場版、無限列車編に登場したSLのモデルなんだそう。
定期的に保存協会によってメンテナンスを受けながら、大切に保存されています。
SLと佐倉SL100周年記念プロジェクト
製造されたのは、大正11年(1922年)。
昭和44年(1969年)に廃車となるまで、 228万㎞走ったそうです。
なんと地球を約57周分した計算!
引退後の昭和48年(1973年)に地元有志の働きで、国鉄から譲渡されて公園に保存されました。
残念ながら屋根付きの金網に囲まれて鍵がかかっているので、中には入れません。
金網ごしに見えるので、電車好きの子どもたちも、大興奮です。
SLの前にもベンチが設置されているので、ゆっくり見ることもできます。
機関車の前の芝生は、走り回るにも最適。
鬼ごっこや縄跳びなど自由な遊びができますね。
また「佐倉SL100周年記念プロジェクト」の一環で、2023年10月22日には、「佐倉ハチロクSL祭り」が催されました。
金網の中に入れる見学整理券や石炭アイスの販売などおこなわれて、大盛り上がりだったとか。
地域の方からも愛される8620型蒸気機関車(ハチロク)のいる公園。
ぜひ皆さま高崎川南公園に、遊びに行ってみてください。
高崎川南公園
住所:千葉県佐倉市表町2丁目4−3−18
アクセス:JR総武本線「佐倉駅」北口から徒歩約5分
電話:043-484-6165