四季を楽しむ「佐倉ふるさと広場」の50万本のコスモスと、オランダ風車リーフデ

佐倉の観光名所といえば、「風車とチューリップ」と連想する方が多いかもしれません。

しかし、きれいに咲き誇るのはチューリップだけではありません。

日中の青空、夕方の日に照らされる50万本のコスモスは幻想的なうつくしさがあります。
大きな風車リーフデと共に織りなす異国のような景色をぜひ楽しんでください。

佐倉コスモスフェスタ

爽やかな秋晴れの今日、「佐倉ふるさと広場」を訪れると色とりどりのコスモスが出迎えてくれました。

「佐倉ふるさと広場」で開催されていた「佐倉コスモスフェスタ」では、コスモスの掘り取り・観光船の運航・キッチンカーの出店などがありました。
*一部イベントは土・日・祝限定

広々としたコスモス畑とシンボル風車「リーフデ」を背景に、多くの人が撮影を楽しんでいました。

訪れる時間帯により変化する景色は、日中の青空に映える花々はもちろん、夕日に移り変わる様子も幻想的でおすすめです。

オランダ技師が建設、風車「リーフデ」に入ってみた!

イベント期間中、毎週金土日などには風車の中にも入ることができます。
至近距離までせまると大きい~!!

風車の中に入ると、本格的な風車の図や写真が並んでいます。

木材に囲まれた良き空間は、ここにいるだけで幸せな気持ちに。

リーフデは内部のメカニズム部分をオランダで製造、オランダ人技師の手で建設。
風車守の手で操作され、水くみ用に組み込まれた水車が回る仕組みになっています。

オランダと佐倉は「リーフデ」以外にも歴史・文化などの結びつきがあり、ゆかりの場所も紹介されていました。

リーフデの内部には2階もあります。ちょっと階段が急なので気を付けてください。

2階にはオランダ製の自転車がたくさん!

佐倉はアニメ「弱虫ペダル」の舞台になった場所でもあります。付近にはアニメのモデルになった場所や自然や歴史を満喫できるサイクリングロードもあります。

佐倉の名所を巡りご希望の方には、「佐倉ふるさと広場」を含む市内5カ所にある佐倉市観光協会レンタサイクルの利用がおすすめ。

実は1階にいたとき上から「ガランゴロン」と音がしていたので不思議でした。

正体はオランダで風車を管理する方が履く伝統的な木靴。コロンと温かみのある靴はかわいらしく、写真に撮りたくなります。

窓を額縁にして見る風景も素敵なので、ぜひ覗いてみてください。

風車の裏から見る景色

風車の向こう側も整備された広場になっています。ベンチやテーブルもあるので、のんびりできますよ。

花畑の向こう側には電車が見えます。京成・都営地下鉄・北総鉄道などいろいろな電車が見えるので、鉄道オタク(私を含む)にはうれしいかも。

その向こうの崖は、数年前脱走した山羊の「ポニョ」が迷い込んだ場所。崖の上のヤギとして有名になったポニョは、現在「草ぶえの丘」でかわいがられています。

お土産なら「佐蘭花」、ランチに「マルシェかしま」

ふるさと広場の敷地内にある「佐蘭花(さらんか)」では、お土産やかわいい雑貨の販売もしています。
佐倉産の牛乳を使用したソフトクリームは、行列のできる人気メニュー。

崖の上のヤギ「ポニョ」のお菓子も販売していました。ポニョは絵本のモデルにもなり、今や佐倉のアイドルです。

道路を挟んだ向かい側には「マルシェかしま」があります。

佐倉の新鮮野菜や手作りのお惣菜・米粉のスイーツなどがあり、イートインに利用できる休憩スペースも用意されています。

何度も足を運びたい「佐倉ふるさと広場」

風車リーフデをバックにキレイに咲き誇るコスモスたち。

佐倉ふるさと広場では毎年4月「チューリップフェスタ」、7月「風車のひまわりガーデン」10月「コスモスフェスタ」を開催。四季折々、いろいろなお花を楽しむことができます。

のんびり歩くもよし、ステキな風景をスケッチするもよし。サイクリングや遊覧船の利用など「佐倉ふるさと広場」の楽しみ方は無限大です。

佐倉ふるさと広場
住所:千葉県佐倉市臼井田2714
アクセス:東関東自動車道佐倉ICから車で約30分
「京成佐倉駅」から佐倉コミュニティバスで約10分
TEL:043-484-6165(佐倉市 公園緑地課)
営業時間:24時間(広場内)
定休日:無休(イベント期間中)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。