地元の方に「安くておいしいパン屋さんがあるよ」と紹介していただいたお店があります。
2023年8月で10周年を迎えた「こみ店(こみせ)こっぺ」。
学校帰りにお小遣いを握って駆け込みたくなる雰囲気で、地域に根付くお店です。
「こみ店(こみせ)」の名前には「コミュニティ」「小さいお店」という意味が込められています。
パンの販売に加えてさまざまな取り組みを行う「こみ店(こみせ)こっぺ」をご紹介します。
手作りパンとお菓子のお店「こみ店(こみせ)こっぺ」
「こみ店(こみせ)こっぺ」は四街道駅から徒歩16分ほど。ピザハット横の路地を入ると見える駄菓子屋さんのような店構えのお店です。
木・金曜日のみ10:30~16:00営業のお店では、手作りのパンやお菓子、あみぐるみなどを販売中。
「こみ店こっぺ」は株式会社MEGUMIYAさんが運営していて、障害のある方も一緒にパンやお菓子を手作りしています。
店内にはお店のスタッフさんがデザインしたものが多く、店先のかわいいネコ暖簾もオープン時に製作されたもの。
お店にはあちらこちらにネコのモチーフのものが多く置かれているのは、オーナーさんが猫好きだからだそうです。
リーズナブルで懐かしい、曜日でラインナップの変わるパン
お店の窓を開けるとおいしそうなパンがズラリと並んでいました。自分でお盆に欲しいパンをのせて購入する方式です。
小さな売り場ですが、想像以上にパンの種類が豊富。
焼きそばパンやコロッケパンなど定番の総菜パン、しらすチーズやスモークサーモン&クリームチーズなどのパンもありました。
甘いパンはどん!と具材の載ったプリンパンが印象的。メロンパンにはクリームが3種類あります。
パン以外にはチーズケーキやクッキー、ゼリーなどスイーツも楽しめます。
すぐ隣の棚には、食パン・くるみパン・レーズンパン、コッペパンも並んでいました。
ほとんどのパンが100円代なので、迷った時はつい多めに買ってしまいそう。
お店のおすすめは、食パン・プリンパン・メロンパン・焼きそばいっぱい焼きそばパンだそうです。
お客さんに人気のパンはカレーパンやプリンパン。この日はオープン1時間後に来店しましたが、すでにカレーパンは売り切れでした。
金曜日は手作り雑貨とガレージセールの日
こみ店こっぺでは、金曜日のみパンの販売に加え「手作り雑貨とガレージセール」を開催しています。
お店の外ではスタッフの方が作ったあみぐるみやじゅず玉アートの展示販売中。
一つ一つ表情の違うあみぐるみは、どれも個性があり思わず手に取ってじっくり見てしまいます。じゅず玉アートは、たくさん集めて街を作り上げてもかわいいかもしれません。
店内では静岡県富士宮市の「ガラス工房 酔硝(すいしょう)」で作られた手作りガラスやお客様が制作した陶芸作品などを販売。
お店はパンの販売・日中一時支援所として活動する他に、保護犬支援の応援もしています。
一部のあみぐるみ・陶芸作品などの売上は、保護犬団体「LEY-LINE」さんの活動の応援金として使われています。
お買い物をきっかけに、活動の内容を知ったり応援したりできるのはステキですね。
水曜日は四街道市役所でも販売中!温かみを感じるおいしいパン
木曜日購入したのは、
- レーズン食パン
- パイナップ&ヨーグルトクリーム
- 焼きそばパン
- プリンパン
- チョコチップクッキー
パイナップ&ヨーグルトクリームは想像していたより甘さ控えめ。ヨーグルトクリームがさっぱりしていてペロッとたべられました。年齢・性別問わず人気のプリンパンは、プリンが硬めで甘みもしっかりして癖になる味。
焼きそばパンはあふれる程のおいしい焼きそばが魅力。具材には珍しいちくわがのっていました。
金曜日に購入したのは、
- コロッケパン
- メロンパン(クランベリー)
- ねずみのあみぐるみ
コロッケパンはコロッケ自体がおいしく、シンプルで大人も子どもも大好きなパンだと思います。
メロンパンは初めて食べるクランベリー。甘すぎずクランベリーの香りがしっかりあり、デザート感覚で食べられました。
「こみ店(こみせ)こっぺ」の週に何度も食べたくなるパンは、リーズナブルでしっかりお腹を満たしてくれます。
残念ながらお店に駐車場はありませんが、水曜日のみ四街道市役所でもこっぺのパンを購入可能。市役所1Fエレベーター脇で11:30~13:00まで販売しています。
学校や仕事お休みで疲れた栄養補給、かわいいあみぐるみに癒されにぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
「こみ店(こみせ)こっぺ」
住所:千葉県四街道市大日70-4
アクセス:JR総武本線「四街道駅」北口徒歩16分
JR成田エクスプレス「四街道駅」北口徒歩16分
TEL: 070-5360-9299
営業時間: 10:30-16:00
定休日:木・金曜日のみ営業