朝ごはんを食べられるお店を探しているときに見つけた喫茶店「カフェテラスマウンテン」。京成佐倉駅北口から始まるゆるやかな坂を3分ほど歩くと見える、レトロな雰囲気のレンガ造りのお店です。
お店の前にはメニューと個性的な看板があり、「暇つぶし専門店」「マカロンみたいなヤツサービス」という気になる文字。
暇つぶしできる何かがあるのか、個性的なデザートがあるのでしょうか。お店の前にあるメニューでモーニングが食べられることを確認し、初入店です。
昭和喫茶の店内と、中華もあるバラエティ豊かなメニュー
店内に入ると高い天井とカラフルな照明が目に入ります。並ぶテーブルやイスも想像していた「昭和喫茶」のイメージ。
「お好きな席にどうぞ」と声を掛けられ、店内の1番奥の席へ座りました。席の間隔や配置も絶妙で、ゆったりした気分になります。
テーブルのメニューを見ると、モーニングに加え、朝からがっつりのフードメニュー、デザートメニューも豊富です。
来店する曜日によって割引やサービスがあるので、お気に入りのメニューのお得な曜日をぜひチェックしてください。
私は最初から決めていたモーニング、旦那さんはフードメニューの「1食限定麻婆豆腐」に決定。2歳娘に何かデザートを頼もうとすると、店長さんから「お子様にはデザート1品サービスです」とのお知らせが。
デザートメニューをよく見ると「家族で来店のお客様にはお子様にケーキ、プリン、ゼリー、アイスのどれかをサービス」と書かれていました。迷いつつ娘の好きなプリンをオーダー。
静かな店内に音楽が流れる中、なにかを刻む音、炒める音が聞こえてきます。カウンターをちらりと見ると、店長さんがお1人で調理、フロア業務もされているようでした。
個性が光る！カフェテラスマウンテンのサービスと味
- モーニング
10分ほど待ちモーニングが到着すると、娘が「パンちょうだい」とさっそくかぶりついていました。
厚めのトーストはふんわりサクサク。パンにはマーガリンかオリーブオイルを選択できます。目玉焼きが硬すぎずちょうど良い食感で、サラダもシャキシャキです。ブレンドコーヒーはすっきりしていて飲みやすく、おかわりが欲しくなりました。
- 麻婆豆腐
1食限定にありつけた麻婆豆腐には山椒がたっぷり。辛いのですが風味がよく、どんどんご飯がすすみます。喫茶店で朝からパンチの効いた味に出会えて感動しました。
- ＜お子様限定サービス＞プリン
レトロな銀色の器にのったいい色のプリン。たっぷりのったクリームがクリーミーで幸せな気分になります。「お子様にはカラメルが少し苦いかも」と聞いていましたが、娘はペロリと平らげていました。硬すぎず、なめらか過ぎない食感もうれしい。これがサービスなんて、贅沢すぎます。
- ＜サービス＞マカロンみたいなやつ
「実はちゃんとマカロン食べたことが無く。本場の方にはおこられるかもしれないですけど」ということから「マカロンみたいなやつ」だそうです。小さくてコロンとしたフォルムがミニチュアのよう。やさしい食感としっかりした甘みでコーヒーにぴったりです。
- レモンコーヒー
ドリンクメニューの中で目についた「レモンコーヒー」。どんな味か聞いてみると、「アイスティーみたいな感じです。イタリアでは普通にあるそうですが、日本ではあまりみたことないので」と教えていただきました。
ホットよりアイスの方がよりレモンを感じられると聞き、アイスレモンコーヒーを選択。
見た目は「レモンコーラ」みたいですが、もちろんコーヒーです。そのまま飲むとほんのりレモンの風味と香りで爽やか。次はもっとレモンの刺激を得ようとレモンをしっかりつぶします。コーヒーとレモンが混ざり、まさにレモンコーヒー。口の中がさっぱりするまさに夏のコーヒーです。ぜひおすすめしたい1品。
京成佐倉駅の昭和レトロ喫茶「カフェテラスマウンテン」
「カフェテラスマウンテン」には公式HP、SNSなどはありません。店長さんは「口コミでお客さんが広げてくれるようで。この感じも昭和って感じでいいのかな」とにっこり。店長さんの言葉やお店から感じる緩やかなこだわりが、他のお店とは違う個性になっているようです。
「カフェテラスマウンテン」は京成佐倉駅から徒歩3分ほど。お店と駅の間にある手前に無料駐車場が3台用意されています。私がお店にいた午前中は、お1人で来店されゆったり静かに過ごすかたが多い印象でした。
家族でのお昼やモーニングも楽しいですが、1人で贅沢な「暇つぶし」を楽しみたいときにぜひ利用したいお店です。
カフェテラスマウンテン
住所：千葉県佐倉市宮前3丁目21-8
アクセス：京成佐倉駅北口徒歩3分
TEL：043-486-0914
営業時間：9:00ー17:00
定休日：水曜日、木曜日
※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合があります。訪問時は事前に店舗に確認ください。
