梅雨時期ということもあり、この日は雨が降ったりやんだりと、グズグズなお天気。
晴れ間も少なく気が滅入っていて、一人の時間がほしいなぁと思い、前から気になっていたお店に行ってきました。
東武宇都宮線・南宇都宮駅から歩いて5分の場所にある「Tea Room – Pas de duex」です。
昔からお店の存在は知っていたけれど、一度も入ったことがなかったので、ちょっと緊張しながら入店しました。
カフェだけではなく、雑貨も豊富!
スコーンとお茶のセットを注文し、店内をキョロキョロしていると、作家さんの作品がたくさん並んでいました。
アクセサリーや食器、エコバッグから文具まで、カフェなのにここまで雑貨が置いてあるのも珍しいですよね。
おかげで、スコーンを待っている間も退屈しませんでした。
ふんわりサクサクしっとり!スコーンが登場
「お待たせしました」とスタッフさんが声をかけてくれたので、席に戻るとふんわりと膨らんだスコーンが運ばれてきました。
セットのドリンクはアイスティーを注文しました。「ミルクはお使いになりますか?」と聞かれたので、せっかくだし、ミルクをお願いしました。
ストレートのアイスティーが好きですが、ミルクを入れることでスコーンとどう合うのかも試してみたくなったからです。
冷たくてもしっかりと茶葉の風味が楽しめるアイスティーでした。
お目当てのスコーンをいただきます。
まずはクリームのみをつけて食べると、ほんのり甘い風味を感じます。次にジャムのみをつけて食べると、柑橘系の程よい甘さが口のなかに広がりました。
そして、クリームとジャム、両方一緒につけて食べてみると…
「これ、これ!この組み合わせ、最高!!」と、ひとりでうんうん頷いてしまいました。
口に運ぶたびに「スコーンってこんなに味わい深いものだったんだなぁ」としみじみ実感します。シンプルな味だけど、嚙めば嚙むほど素材のおいしさがぎゅっと詰まっていました。
お店の方に聞いてみると、創業以来35年同じ味を守っているそうです。このスコーンが、ずっと愛され続ける理由がわかる気がするなぁ。
とても贅沢なひとりの時間を過ごせました。
スコーンをお土産に、娘の元へ
部活をがんばる娘に「このスコーンを食べさせたい!」と思ったので、スタッフの方にテイクアウトができるかを聞いてみました。
すると、快く「テイクアウトできますので帰りにレジにお声がけください」と言ってくれました。
これでお土産もできたし、少しの間「なにも考えないをしよう…」と思っていたら、突然、土砂降りの雨。雨の音を聞きながら、ボーっとしていました。
帰るころには雨が上がって空気も澄み、空と同じように気持ちも晴れやかになっていました。
お土産のスコーンを持って娘を迎えに行くと「今すぐ食べたい」というので、車の中で開けることにしました。
「本当はここにクリームとジャムが付いていてね」とお店での話をすると「そのままでこんなにおいしいんだもん。ジャムとかあったらもっとおいしいんだろうなぁ」と、羨ましがっていました。今度は一緒にお店にいこうね。
ひとりでのんびりとした時間を過ごしたいとき、誰かと一緒にまったりしたいとき、なにもしたくないとき…ぜひ足を運んで、スコーンを味わってみてくださいね。
Tea Room – Pas de duex
住所:栃木県宇都宮市吉野2丁目3−15
アクセス:東武宇都宮線「南宇都宮駅」より徒歩5分
電話:028-632-0201
営業時間:11:00-18:00
定休日:毎週火曜日 水曜日