秋も一段と深まり、日に日に寒さが増す季節になってきました。
この季節には旬の味覚を楽しむ「食欲の秋」、秋の夜長を楽しむ「読書の秋」、感性を磨く「芸術の秋」など、いろいろな秋の過ごし方がありますよね。
今回は、「スポーツの秋」体を動かすには最適なスポットのご紹介です。
福島駅前から車で約20分。
市街地から離れた吾妻連峰のふもとに位置する面積100haにものぼる、広大で緑豊かな自然に囲まれた「あづま総合運動公園」です。
広大がゆえに地元民である私でさえも、まだまだ知られざる魅力あるスポットが待っている場所です。
園内にはサッカーやバスケ、野球、陸上競技、水泳やテニスなど各種スポーツが出来る施設が数多くあります。
最近では東京五輪2020大会でソフトボール競技と野球競技の開幕戦がこちらの「県営あづま球場」で行われました。プロスポーツを始め、スポーツ少年団などのスポーツの試合や練習などにも利用できる施設です。
訪れたこの日もスポーツ少年団の試合が行われており、中からは熱気ある声援が聞こえてきました。
ファミリーにも人気のスポット
スポーツ競技場だけでなく、子どもやファミリー層が楽しく過ごせる施設もたくさんあります。
木々で囲まれた自然豊かな森の中、温もりある丸太でできた子どもも大人も夢中になるターザンロープや25種類のフィールドアスレチックがある「トリムの森」。
森の中には、ベンチや屋根つきの休憩スポットが至るところにあります。
途中には小川がせせらぎ、木々の間を風が吹き抜けるので夏でも涼しく過ごせます。
吾妻連峰を見渡せる素晴らしい眺めの中、自転車やキックボード、変わり種の自転車を走らせることができる「サイクルスポーツ広場」。
ゴールデンウィークや夏休みには多くの家族が訪れるスポットです。
サイクリングの中央には、人工芝のスライダーもあり、無料でソリを貸し出しをしています。
まだ自転車に乗れない小さなお子様は、家族でバッテリーカーに乗って遊べます。
広場の中には屋根つきの休憩所や自動販売機も設置されており、休日にはキッチンカーも出ているので、ここだけでも一日中遊んで過ごせます。
他にも体育館内には、子ども用のトランポリンなどで運動ができる軽運動室や小学校に就学する前の乳幼児を対象とした遊具がある幼児体育室があり、どちらも無料で利用できます。室内プールも併設され、大人用のプール、幼児用のプールがあり一緒に泳いで過ごせます。
体育館内にはレストランもあるのでいっぱい運動した後、こちらでエネルギーチャージもばっちり!
黄金に輝くイチョウ並木
これほどまでに広大でさまざまな魅力ある施設やスポットがある公園内で秋ならではのスポットもご紹介します。
福島市には秋を楽しむ紅葉スポットが数多くありますが、中でも我が家が毎年訪れるのは公園内の大駐車場のすぐ側にあるイチョウ並木です。
長さ520メートルにわたる116本の黄金に色付いたこの通りは目にするだけで圧巻です。
一歩通りに入ると、黄色のイチョウの葉の絨毯、銀杏の香りがして気持ちが高まります。
毎年10月中旬から黄葉の見ごろを迎え、この時期に合わせたライトアップも行われ幻想的な風景を見ることができます。落ち葉の絨毯をウエディング撮影のステージにされるステキなカップルも時折みかけます。
四季折々の魅力
自然豊かな園内の魅力は秋だけではありません。
春には、桜やバラ、アジサイなどが園内を彩り、
夏には、広く青々とした芝生の上でピクニック。
秋には、赤や黄色に色づいた木々の下で落ち葉遊び、
冬には、広大な敷地で雪遊び。ソリすべりスポットもあります。
スポーツ施設ならではの催し物も毎週開催されています。
小学生の水泳教室や、サッカー教室、陸上競技教室、体操教室などお子様のはじめてのスポーツ体験には最適かもしれません。
子どもだけではなく大人も楽しめるカルチャー教室や健康づくり教室も行われています。
詳しくは隔月発行されている「あづま総合運動公園広報誌」をチェックしてみてください。
今、スポーツをされている方も。
これからスポーツを始めてみようかな?と思っている方も。
お子様と一緒にスポーツを楽しみたい。と思う方も。
ぜひぜひ一度、訪れてみてはいかがでしょうか?
あづま総合運動公園
住所:福島県福島市佐原字神事場1番地
アクセス:JR福島駅付近より車で約20分
JR福島駅西口から県道70号線を土湯・高湯温泉方面に進み、フルーツライン (県道5号線)を左折、しばらくすると右側に入口が見えてきます。
TEL:024-593-1111
営業時間:9:00-21:00
(屋外施設は17:00まで)