3113珈琲は、八千代緑が丘駅南口から少し歩いた先、静かな住宅街の中にある小さなカフェ。
初めて手書きのメニューの看板を見つけたときは、3度見直しました。
夏からずっと行きたくて、ついに今日。朝からわくわくが止まりません!
趣のある玄関にときめき
開店時間の5分前に到着。入口付近でゆっくりしました。

クリスマスローズや多肉の鉢や寄せ植え、なんとも風情がありますね。自分で作るとこうはいきません。

看板も手書きでしょうか。ステキ……

テイクアウトもできるんですね。ふむふむ。


あら!
ドアをよく見たら、すでに「OPEN」の看板がかかっていました。
もういいのかしら……
ためらいながらドアを開けると、ご婦人が魅力的な笑顔で迎えてくださいました。
居心地の良い空間

扉を開けた瞬間、ふんわり香る豆の香り。

店内は柔らかな光に満たされ、時間がゆっくり流れているようです。

楽しく迷う時間
手書きのメニューのご説明を伺い、あれもこれもと迷う時間がまた楽しいです。
今日はランチと、コーヒーとケーキをお願いすることにしました。

トーストも気になりますね。「小さなアヒージョ・卵黄のせ」。

カウンターには、常連の方々がお持ちになったという本が数冊。

よくいらっしゃるという近所の方と、お話がはずみます!
そうそう、あの時代……
あんなこと、そんなこと、ありましたよね。

時折店主が合いの手を入れてくださったり。
親しい友人の家に遊びに来たような、居心地の良さがうれしいです!
焼きカレー

ほどなく運ばれてきた「自家製焼きカレー」は、野菜の甘みとスパイスの香りが絶妙。
ああ、豊かなスパイスの香りが広がる!まずは胸いっぱいに吸い込みます。
玉子にそっとスプーンを入れれば、とろっと黄身があふれ出し、焼きカレーのご飯をまろやかに包み込んでくれます。

添えられたサラダには、柑橘系のドレッシング。
レタスのしゃきしゃきの食感とポテトサラダに、爽やかな柑橘系の酸味がうれしいバランスです。

あっという間に完食!
透明なコクと深み
食後のコーヒーは、カウンターでカップを選ばせてもらえるスタイル。
どれも絵柄や形が違って、見ているだけでうっとりします。

花柄も好きですが、今日はこんな気分。

コーヒーは、豆はお任せで、焙煎を深煎りと中煎りの2種類から選びます。
それぞれの説明を伺って、今日は深煎りタイプをお願いしました。

一口いただき、ちょっと驚きが。
口に含んだ瞬間、すっきりとしたコーヒーの味わいが来て、あとからふわっと苦みとコクが追いかけてくる感じ。
コーヒー、ぐいぐい飲んでしまい、気づけば空っぽです。
すっきりとした深煎り。これはおいしい。

ウィンナー珈琲、コーヒーチェリーのお茶もあります。
珈琲カクテルですって。
カフェオレロワイヤル?あら、お願いしたい。
想像するだけでブランデーの香りが漂ってきました。魅力的ですね。

デザートは「三層のチーズケーキ」
そして「三層のチーズケーキ」。お待ちしておりました!

トップには自家製のマーマレード。淡いオレンジ色とみずみずしい緑が目にも鮮やかで美しいです。

一口食べると、ほのかな苦味とチーズの甘さが重なって、もう幸せそのもの。
こちらは「くるみとアーモンドのトップケーキ」のクリーム抜き。
本来はクリームがたっぷり添えられているそうです。好みに合わせてカスタマイズしていただけるんですね。

ガトーショコラもあるそうです。
おみやげに創作キッシュ

常連さんの間でも人気という「お米のキッシュ」。
生地がお米なんて珍しいですよね。
本日の2種盛りキッシュは……
- 白菜ときのことさつまあげ
- れんこんとハム
具材は季節ごとに変わるそうで、もしかしたら本日の具材は一期一会かも!?
もう、ぜひにとテイクアウトをお願いしました。


(↑温める前)
帰宅後、容器ごとレンジで1分温めると、香りがふわっと立ち上がります。
お米の生地がもちっとしていて、具材のうまみがじゅわっと広がります。
優しい味で満足感があり、ご飯にもおやつにもぴったりです。
お店でいただくと、大根おろしが添えられていますよ。
満喫&満足!またすぐ行きたくなる

ふう〜、完食! 今日も楽しかった〜!
「また行きたい」と思える理由が、ひとつひとつ丁寧に詰まった、地元の宝のようなカフェでした。

ほんの1時間の滞在なのに、すっかり心が満たされました。
ご一緒したあの方、あの時間帯によくいらっしゃるとのこと。
またお話ししたいと思いました。
ステキなカフェが地元にあるって、幸せです。
3113珈琲
住所:千葉県八千代市緑が丘3-11−30
アクセス:東葉高速線「八千代緑が丘駅」から徒歩約7分
TEL:なし
営業時間:10:00-17:00
定休日:月曜日
駐車場:なし






















Hiromi生まれも育ちも千葉県のHiromiです。学生時代の思い出が詰まった「四街道」を、私の視点でご紹介します。

