いつものお茶がもっと好きになる。初めてでも気負わず行ける太白区の老舗茶舗「大竹園」

日本人にとってお茶は単なる飲み物ではなく、歴史やおもてなしの心、そして日常の安らぎが深く結びついた大切な文化のひとつです。

朝の一杯のお茶は、1日のスタートに活気を与えてくれますし、ランチタイムや休憩時間に飲むお茶は、心をホッと和ませて気持ちをリセットしてくれます。

今回は、おいしい日本茶を楽しみたい方におすすめしたい、太白区長町にある老舗茶舗「大竹園」をご紹介します。

明治3年(1870年)創業の老舗茶舗

大竹園は、太白区長町の奥州街道沿いに位置しています。新旧さまざまなお店が並ぶ商店街の中でも、大竹園は明治3年(1870年)創業の特に歴史のある店舗のひとつ。

お店は、仙台市地下鉄「長町一丁目駅」北1口から徒歩約2分で到着します。

清潔感あふれるピカピカに磨かれた一面ガラス張りの入口が、店舗の雰囲気をとても明るくしています。そこに並ぶ茶器を、美しく引き立てていますね。

店内に入ると、広々とした空間に急須や湯呑み、湯冷まし、さらには茶道用の茶器まで、数多くの品々が目に飛び込んできます。

店内に並ぶ個性豊かな茶器のコレクション

日常使いの品から、ギフト向け、そして茶道用のお茶碗まで、見やすくきれいに数々の茶器が並びます。

ベテランから若手作家まで、個性あふれる作品がそろい、見ているだけで目を楽しませてくれました。

これらはすべて店主がこだわりぬいて取り寄せており、「お気に入りの茶器でもっとお茶を楽しんでほしい」という想いが込められた品ばかり。

じっくり眺めているだけで、ステキな茶器との出会いがあるかもしれません。

こちらは、急須や湯冷ましが並んでいるコーナー。丸い3段棚に美しく陳列されています。

お店のカウンター下のショーケースには、個性豊かな急須が並んでいます。焼き物の奥深さを感じる個性的なラインナップで、大切な方への贈り物にもぴったりです。

お気に入りのお茶を見つけてみましょう

このとき大竹園で販売していたお茶のラインナップはこちら。

煎茶だけでも種類によって茶葉の色、形が異なるのがわかります。大竹園では、全国各地のお茶の名産地から取り寄せた茶葉を組み合わせ、独自のおいしさを作り出しています。

日常的にお茶は飲んでいるけれど、どれを選んだらいいかわからないという方にも、店主が親切丁寧に教えてくれますよ。

おもてなしにも感激

お店を訪れると、一杯のお茶でおもてなしをしてくださいます。

旨味と甘みに心地よい苦味が調和した、とても奥深い味わい。淹れ方ひとつでお茶のおいしさがここまで引き立つのかと実感させられる一杯です。

「家でもおいしいお茶を味わいたい」という方のために、店主からおいしい煎茶の淹れ方のコツを教えていただきました。

1.お湯の温度を下げる
一度沸騰させたお湯を湯冷ましや湯呑みに注ぎ、温度を80度ほどまで下げます。

2.お湯を注いで待つ
茶葉を入れた急須へそのお湯を注ぎ、1分ほど静かに待ちます。

3.最後の一滴まで絞りきる
お茶の濃さが均一になるよう湯呑みに交互に注ぎ分け、旨味が凝縮された最後の一滴まで残さず絞りきるのが最大のポイントです。

ほんの少し気を遣うだけで、自宅でも茶葉本来の豊かな風味を堪能できます。
とはいえ、「型にはまらず、とにかく気軽にお茶を楽しんでもらいたい」と語る店主。その言葉の端々から、お茶への深い愛情が伝わってきます。

購入した2種類のお茶

まずは、おすすめいただいた煎茶。
香り高くまろやかな甘みと苦味が心地よいバランスで、後味に清涼感もあります。おいしい煎茶を味わいたいという方にぴったりの一品です。

香ばしい香りが広がるほうじ茶もおすすめ。
ほうじ茶は、大きめの急須にたっぷり茶葉を入れ、熱湯を注いだらすぐにお茶碗に注ぐのがポイント。そうすることで、香りが一層引き立ちます。

日本ミツバチのはちみつも販売

大竹園では日本ミツバチの養蜂や、はちみつの販売も行っています。

採蜜は年にたった一度、毎年10月のみ。時間をかけて熟成されるため、濃度が高く、まろやかで深いコクのある味わいに仕上がります。

手間ひまをかけて作られる希少な逸品とあって、ファンも多く大好評。毎年、販売開始とともにあっという間に完売してしまうほど人気を集めています。

興味がある方は見逃さないようぜひチェックしてみてくださいね。

今回は、太白区長町の老舗茶舗「大竹園」をご紹介しました。

心がホッとする一杯のお茶や、暮らしを彩る茶器との出会いを探しに、ぜひ訪れてみてください。

大竹園
住所:宮城県仙台市太白区長町1丁目7-37
アクセス:仙台市営地下鉄南北線「長町一丁目駅」から徒歩約2分
TEL: 022-248-2078
営業時間:9:00-18:30
定休日:日曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。