おいしい落花生を購入するなら外せないお店「まめふく」|千葉市花見川区

千葉の名産品といえば「落花生」ですよね。地元の名産品として、手土産や贈り物に利用する方も多いのではないでしょうか。
今回は、千葉市花見川区にある「まめふく」さんをご紹介します。

新検見川駅から徒歩約8分です

まめふくさんは駅から徒歩圏内にあるため、とても行きやすいお店です。

JR中央・新検見川駅北口からの時間で言うと、徒歩約8分ほどでしょうか。

新検見川駅北口を出たら階段を降りて、そのまま東大グランド通りを目指します。

東大グランド通りをしばらく道なりに歩き、セミナーハウス通りと東大グランド通りの十字路に着いたら、右手に進みます。坂を少し上がると、左手にお店があります。

ご縁を大切にしたお店です

まめふくさんは創業35年になり、地域に長く愛されているお店です。主に落花生を取り扱いますが、お店としてはお土産物屋さんという分類になります。

ご縁を大切にしていらっしゃるそうで、取り扱う商品はほとんどが生産者さんと顔見知りなんだとか。お店の温かさを感じるエピソードですよね。

店主さんのご実家は千葉市のお隣の八街市にあり、「千葉半立」という銘柄を作っている落花生の農家さんなのだそうです。

現在は店主さんの弟さんが農家の後を継ぎ、落花生を育てているそうですよ。店主さんは35年前にご実家で作る千葉半立のおいしさに気付き、お店を営むことを決心されたそうです。

落花生の品質にこだわっています

千葉といえば落花生ですが、じつは落花生の品種は1500種類ほどもあるそうです。
まめふくさんによると、その中でも特においしいのが「千葉半立」なのだそう。

ほかの落花生とは味が違うそうで、これが本物の落花生だとお話してくださいました。

育てる土も非常に大切で、同じ日に別の場所で千葉半立の種をまいても、八街でつくる千葉半立にはどこもかなわないくらい、品質が高いそうですよ。

なお、収穫した落花生を乾燥させる際に畑に並ぶ、ワラでできた「ぼっち」は、千葉の文化遺産と言えるほど定番の風景です。
ぼっちを使って1か月ほど落花生を干すことで、落花生の甘みが増してコクが出るそうです。

現在は露地ではなく、ビニールハウスで落花生を育てる農家さんが増えているそうです。後継者不足も深刻で、落花生農家自体も減少傾向にあるそうです。

おいしい落花生を作るのは苦労があることを知り、伝統的な風景や味を守るためにできることをしていきたいなと心から思いました。

丁寧に対応していただきました

店主さんは非常に明るく親切な方で、商品についてわからないことはていねいに教えてくださいました。
押し売りなどは決してせず、千葉半立の魅力を一生懸命伝えてくださる姿勢からは、商品に対する想いとお客様を大切にする想いの両方が伝わってきました!

店主さんの弟さんの作る落花生は、まめふくさんのみで販売されているそうです。
ネット販売が当たり前になって久しい世の中ですが、人と人との対面の会話を大切にしたいという想いから、店頭販売を続けています。

本当においしい!

今回は店主さんの弟さんの育てた千葉半立と、ピーナッツハニーを購入することにしました!
落花生の薄皮は食べない方も多いと思いますが、実は栄養の多い部分だと教えていただきました。
薄皮が気にならないほど口になじみ、甘みもあってとてもおいしかったです!

ピーナッツハニーは、かつては千葉県の給食に欠かせない存在だった品物。落花生を甘い味噌と合わせた食べ物です。現在は費用等の関係で、千葉県内の給食からほとんど姿を消してしまったのだそうですよ。

そのまま食べるのが一般的なのですが、おにぎりの具にしてもおいしいと教えてくださいました。

落花生の食感と香ばしさがおいしくて、ご飯のおともにぴったりでした!
八街のおいしい「千葉半立」を買うなら、ぜひまめふくさんに行ってみてくださいね。

まめふく

住所 : 千葉県千葉市花見川区花園町44-3
アクセス:JR中央・総武線「新検見川駅」北口より徒歩約8分
電話番号:043-272-4498
営業時間:10:00-18:00
定休日 :日曜日

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。