暑さの厳しい今の時期。穏やかな空間で、涼を感じながらカフェタイムを過ごせたら、最高の癒しになりますよね。
そんな願いを叶えてくれるのが、仙台の奥座敷・秋保にある「珈琲館」。秋保の自然を身近で感じるロケーションが魅力のカフェです。四季折々に表情を変える木々を眺めながら、ほっとひと息つきませんか。
街中の喧噪から離れた癒しのカフェ「珈琲館」
今回のお目当て「珈琲館」があるのは、17棟のロッジが立ち並ぶ「ロッジ村」や、陶器を中心とした器や生活雑貨を扱う「うつわ館」などを有する複合施設「木の家」の敷地内。名取川清流河川敷に接した立地で、夏は川遊びのスポットとしても人気の場所です。
食器や調理用品を完備したロッジは日帰り利用もできることから、休日になるとバーベキューや芋煮会を楽しむ人たちでにぎわいます。
アクセスは、仙台の中心市街地から車で30分ほど。
駐車場に車を停めたら、すぐに店舗…ではありません。門をくぐり、木々に囲まれた坂道を下った先に、まずは木の家の受付があり、その先に「珈琲館」が建っています。
緑生い茂るアプローチは、非日常へと誘っているかのよう。風が木の葉をくすぐる音や鳥のさえずりが心地よく、思わず深呼吸をしたくなります。
一番のごちそうは絶好のロケーション
それではさっそく店内へ。イチオシの席は、緑鮮やかな木々と名取川を望むオープンエアデッキです。
訪れた日は平日の午前中。オープンから10~15分後という時間だったものの、テラス席にはすでに何組かのお客様の姿がありました。テラス席に座りたい場合は、早めの来店か席の予約がおすすめです。
お待ちかねのカフェタイム!
メニューは、「抹茶白玉パフェ」や「珈琲ぜんざい」、「アフォガード」など、和洋のスイーツとドリンクがラインナップ。この日は、ドリンク付きの「ケーキセット」をオーダーしました。
皿に盛られたケーキは、ベイクドチーズケーキ、タルト、パウンドケーキの3種類。日によって種類が異なることもあるそうですが、すべてパティシエの特製です。どのスイーツも、チーズのコクやバターの風味といった素材の持ち味を生かしたやさしい甘み。眼下に広がるロケーションの良さもあいまって、ひと口食べ進めるごとに、心と体がゆるりと癒されていくことを感じます。
セットのドリンクは、コーヒー(アイスまたはホット)、紅茶(アイスまたはホット)、オレンジジュースから選べます。香り高いコーヒーは、雑味がなく、どっしりと濃いめの飲み口。飲んだあとに広がる、ビターな余韻もたまりません。
濃いめのコーヒーが苦手という方は、オーダーの際にスタッフに伝えると飲みやすく淹れてもらえます。気軽にお声がけしてみてください。
カフェタイムのあとは、敷地内のショップやギャラリーに立ち寄り、ショッピングするのも楽しいひととき。川遊びとまではいかなくとも、水にちょっと足をつけてみたり、川のそばでのんびり景色を眺めたりするだけでもリラックスできますよ。
街中の喧騒から離れ、「珈琲館」でスローな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
珈琲館
住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元字馬乙2-1
アクセス:JR仙石線「愛子駅」から車で約15分
TEL:022-397-2714(電話の受付は10:00-16:30)
営業時間:10:00-16:00(L.O.15:30)※季節により変動あり
定休日:無休(1~2月は火~木曜日休み)