まだまだ寒い日が続く郡山市でも、春を感じるときがあります。
それは和菓子屋さんにある「いちご大福」の文字を見たとき。
吸い込まれるようにフラっと立ち寄った和菓子屋さんのいちご大福が衝撃的だったので、ご紹介します。
地元に愛されるお店「菓子舗愛宕屋」
郡山インター線沿いにあるのが、創業50年以上の歴史がある菓子舗愛宕屋。
地元では、お団子がおいしいことで知られているお店です。
お店の入り口には「でかいちご大福」と書かれた手書き看板が置かれています。
今回の目的は、このでかいちご大福!
どのくらい大きいのかというと、中のいちごのサイズが3Lサイズもあるそう。
ケーキに使われているイチゴが大体Mサイズだそうなので、相当大きいことがわかりますよね。
中身の8割がいちご!
ドーン!と効果音をつけたくなるくらいの大きさと、ずっしりという言葉がぴったり合う重さのでかいちご大福。
まわりの求肥はあかちゃんのほっぺたのような柔らかさがあります。
このままかぶりつきたいところですが、今回は中のいちごの大きさを確認してから頂きたい。
丸くて白くモチっとしていてかわいい大福のフォルムをしっかり目に焼き付け、ナイフを入刀しました。
さすが3Lサイズ。大きい!
切ったときの手ごたえで分かったんですが、中身はほぼいちごです。
ですが、まわりの粒あんも北海道産小豆を使ったこだわりの一品。
熱い緑茶を準備していただきました。
でかい!あまい!うまい!
半分に切っても、一口では食べきれない大きさ。
ジューシーないちごの果汁と香りが口いっぱいに広がります。
いちご大福って、中のいちごが酸っぱくてガッカリした経験がありましたが、これは餡子の甘さに負けない果物の甘さを感じることができます。
こちらのいちごは、郡山市片平産の「ふくはる香」を使用しているとのこと。
ふくはる香は、福島県が開発したオリジナル品種のいちごで、先端部の糖度が13~14度ととても甘く、香りが強いので食べた後もいちごの余韻が口の中にしばらく残るほどだそう。
餡子といちごってこんなに合うんだ!?と驚かされました。
お団子も気になる
大きないちご大福で満足するはずが、やっぱりお団子も気になるのが食いしん坊というもの。
あんこと焼き海苔のお団子をしっかり2本購入していました。
あんこは、甘さ控えめの上品なこしあんに、モチモチのお団子。言わずもがなおいしいです。
そして焼き海苔。
海苔と団子なんて、合わないわけがないですよね…。
甘味が苦手な人でもお団子を楽しめるので、こちらもおススメしたい一品です。
このほかにも、ブランデーケーキやあんこ玉、バターもち、きんぴらだんごなんていう変わり種があったりと、幅広い年代に好まれるラインナップが取り揃えられています。
ここに来れば、お土産で迷うことはなさそう!
私が伺った午後1時の時点で、お団子は売り切れの種類もあったので、伺うなら午前中がいいかもしれません。
またひとつ郡山市のおいしいお菓子屋さんを見つけることができて、大満足の1日でした。
菓子舗 愛宕屋
住所:〒963-8041 福島県郡山市富田町字坦ノ腰55-3
電話:024-951-0438
営業時間:9:00~18:30、9:00~18:00(日曜日)
定休日:水曜日
駐車場:5台
交通:JR磐越西線 郡山富田駅から車で10分