梅専門店「ume café WAON成田店」で出会う酸っぱい宝石

季節の変わり目、気温の変化に疲れた時には梅干しが効くそうです。
そこで今回は成田山参道にある梅専門店「ume café WAON成田店」さんへ行ってきました!

さまざまな梅商品をそろえる「ume café WAON成田店」

「ume café WAON成田店」の入口がこちらです。白と木目を基調とした店舗に「梅」の赤が映えますね!

全国初の梅専門店、「ume café WAON成田店」は天保元年創業の「𠮷田屋」が母体となっています。
伝統ある梅干しの歴史を、まさかのカフェに活かしたおしゃれなお店です。
成田山参道の店舗では海外旅行者の方からも人気を集めています。

一粒売りの梅干しは個性いろいろ

「ume café WAON成田店」の梅干しは個性がいろいろで、どれも一粒売りです。好きな梅干しを選び、10個や5個の詰め合わせにしていただくことも可能です。

店員さんに選ぶコツをうかがったところ、主に塩分濃度に違いがあるとのアドバイスをいただきました。
「ume café WAON成田店」の梅干しの塩分は5%から15%ほど。塩分の低いものは甘くフルーティーな味わい、反対に塩分の高いものはガツンとした塩気と酸っぱさが特徴だそうです。
塩分の他には、はちみつや昆布、しそや鰹など風味がするものや、梅の品種などで個性がわかれているそうです。

たくさんの梅干しの中から今回選んだのは、この3つ。
まずは、塩分5%のスイート梅。こちらは「ume café WAON成田店」の人気ナンバーワンドリンクにもトッピングされています。
食べてみるとアンズを思わせるような食感と甘酸っぱい味わいが爽やかでした。

次に塩分10%の八代目。現𠮷田屋の社長さんが八代目ということで名付けられたというこの梅干し。
その味は、先ほどのスイート梅よりもガツンとくる塩気と酸味が、本能的に白米を食べたい欲を呼び覚まします。おにぎりやお茶漬けにしたら単体で食べる以上においしいはずです。
最後はドキドキの塩分15%、田舎梅干です。
私が普段食べている梅干しはスーパーのパック売りの塩分8%のものなので、15%はちょっと緊張しますね。
口に入れてみると…、耳の下のツボをグーッと押されたような衝撃が走り、唾液がドッとあふれてきました!
幼いころ、おばあちゃんが漬けていた梅干しを思い出す、このパンチと旨味!
しょっぱくて、すっぱいけれど、ふしぎと体が喜びます。
どれも個性がいろいろでおいしかったです。

スイーツとドリンクも楽しめる

「ume café WAON成田店」では、おかずになる梅商品の他に、スイーツやドリンクも販売しています。
もちろんすべて梅たっぷりです!

どれにしようかメニューを見ていて気になったのが「つゆあかね」の文字。
店員さんによると、しそ漬けする前から、梅の実そのものが濃い赤色をした品種なのだそうです。
梅にもさまざまな品種があるんですね!
梅ソフトクリームにかかっている梅ソースにもつゆあかねが使われているとのことで今日はそちらを注文しました!

真っ赤でキレイな梅ソースです。よく見ると、ほのかにつゆあかねの果肉の繊維が残っていてキラキラしています。
パクリとてっぺんからいただきます。冷たいソフトクリームと一緒になると、先程の梅干しのようなおかず感は鳴りをひそめ、すっかり果物の味わいになるのだから、梅ってふしぎですね。
ソフトクリームのミルク感につられてか、こちらはベリー系に似た味でした。いちごのようなラズベリーのような、でもソースがたっぷりのところをなめるとやっぱり梅の甘酸っぱさですね!

「ume café WAON成田店」さんでは店頭のベンチでスイーツやドリンクを味わうことができます。飲み終わった容器などもそのまま回収してくださいますので、成田山での食べ歩き中、ひと休みするのにおすすめです。
たくさんクエン酸を取り入れて、すっかり体が元気になりました。
ぜひ一度立ち寄っていただきたいお店です!

ume café WAON成田店
住所:千葉県成田市上町514
アクセス:
JR成田線「成田駅」から徒歩約3分
京成本線「京成成田駅」から徒歩約3分
専用駐車場:無
電話番号:0476-37-7690
営業時間:10:00~17:00
定休日:無

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。