店内で作る「ピーナツバター」をぜひ食べてみて!四街道「豆ひで」

千葉県の特産品「落花生」。ピーナツとも言いますが、皆さんはお好きですか?

落花生と言えば乾燥させたものを思い浮かべるかもしれませんが、実はさまざまな食べ方が考案されています。

今回は千葉県産の絶品ピーナツを扱うお店「豆ひで」さんをご紹介します。

創業58年の歴史あるお店です

豆ひでさんのお店は、JR四街道北口から徒歩約2分ほどの場所にあります。

四街道駅北口を出て、目の前にある県道64号に出たら、左手に直進します。

すると、すぐにお店が見えてきますよ。

創業からの年月は、もう58周年にもなるそう。

昔はあちこちにピーナツの専門店があったのですが、今は購入者が少なくなってしまったため、専門店も減ってしまったそうです。

豆ひでさんの看板商品は落花生と、ピーナツバターナチュラルです!

ピーナツバターナチュラルは、ピーナツのみで作るバター!機械にピーナツを入れてその場で作ります。添加物は一切含まれません!

お店の方いわく、ピーナツバターナチュラルは香りが良く、ピーナツのつぶがあることでコクがうまれるそう。

パンにつけるも良し、カレールーなどに混ぜるも良し、ドレッシングとしてオリーブオイルと混ぜるのも合うといいます。パンにつける場合は、蜂蜜と混ぜるとちょうど良い甘さになるそうですよ。

落花生のオススメは「千葉半立」!

落花生のおすすめは「千葉半立」。味、香りのどちらも非常によく、落花生の王様ともよばれる品種です。
千葉半立は暑さに弱いため、昨年の夏は猛暑の影響が大きく、価格が高騰したそうです。

乾燥させる際に、天日干しかそうでないかによって、同じ価格でも量が違います。

ちなみに、天日干しの方がより味がまろやかなのだそうです。

新品種の落花生だと、「Qナッツ」というものがあります。Qナッツは暑さに強い落花生として開発された品種です。
甘みのもとであるショ糖が一般的な落花生よりも多く含まれており、強い甘みが特徴だそうですよ。

これらのおいしい落花生は、どのように育つのでしょうか。お店の方に聞いたり、自分で調べたりしたので紹介します。

落花生の種まきは、5月頃。種豆が重要で、1つのポットにまくのは3粒ほどだそう。

千葉の土地は関東ローム層の赤土でできており、土の軽さが特徴です。落花生で有名な八街では、春先の風の強い日は空が赤くなるそうですよ。

夏頃になると、黄色くてかわいい花が咲きます。落花生は花が咲いた後に土に潜り、土の中に実ができるのだそう!
土の中にできる野菜と言えばイモ類ですが、できかたが全然違うのは驚きです!

土の中に育った落花生は秋に収穫し、わらをつんだ「ぼっち」で乾燥させます。手間はかかりますが、ぼっちを使わずに天日干しを行う農家さんもいるそうです。

何気なく食べていた落花生がどのように育つか知り、より興味がわきました!

若い方にもピーナツを知ってもらいたい

お店の方に、ピーナツに関する想いを伺ったところ、「若い子にもっとピーナツを知ってもらいたい。」とお話してくださいました。

ピーナツバターナチュラルを作ったきっかけも、ピーナツバターなら若者も好きで食べてくれると考えたからだそう。

まずは手間暇かかっているピーナツを食べて、そしてピーナツ畑にも足を運んでほしいと話してくださいました。

ピーナツバター・落花生を実食!

今回は千葉半立の落花生と、ピーナツバターをいただきました。

ピーナツバターは、蓋を開けた瞬間にピーナツの香りがフワッと広がりました。

薄皮も入っているため、ほのかに苦味もありましたが、思った以上に甘さもありました。これならさまざまな料理に使えそうです!

お店の方が教えてくださったように、パンにつけたり、オリーブオイルと混ぜたりして使ってみようと思います。

皆さんもぜひ、豆ひでさんおすすめのピーナツやピーナツバターを食べてみてくださいね。

千葉のピーナツ 豆ひで
住所  :千葉県四街道市四街道1-3-11
アクセス:JR四街道駅北口徒歩約2分
電話番号: 043-422-5000
営業時間:9:30-19:00
定休日: 第1・2・3水曜日・元旦
HP : https://www.e-peanut.co.jp
Instagram:@peanutmamehide

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。