今年の冬は例年より寒いらしいですね。冷たい風が頬にあたる12月、いよいよ冬本番という雰囲気です。
そんな中、幼稚園のお迎えにいくと、娘が「ママ、貝がら公園行きたい!」と元気いっぱいに言ってきました。
地元の人たちに親子代々愛されている「貝がら公園」、正式名称「桜美公園」。
今回は桜美公園の、冬の魅力をたっぷりご紹介します!
宇都宮の街中で自然を楽しむならここ!ベビーカーもOK!
桜美公園は、栃木県立美術館や足利銀行本店のすぐ隣りにあります。
桜通りから見ると、舗装されたレンガ色の広い道が続きます。
園内にも道が続くので、ベビーカーでも気軽に遊びに行けるのがうれしいですね。
市内のほとんどのバスが停車する、宇都宮では有名な「桜通十文字」バス停も、徒歩約4分とすぐ近くなので、公共交通機関を利用して簡単にアクセスできます。
周辺には、学校や保育園、幼稚園などがたくさんあるので、早い時間は赤ちゃんから、幼児、夕方に近づくにつれて小学生中学生と、いろんな子どもたちでにぎわっていました。
イチョウの絨毯で過ごす特別なひととき
「桜の季節がとてもキレイ!」と有名な桜美公園ですが、実は晩秋のイチョウの季節もかなりオススメ。
南側の入口から、イチョウの絨毯でお出迎えです!
門をくぐっても、黄色一色!なかなか日常では味わえない、自然美です!
東側の入口もイチョウがいっぱい!
娘も、イチョウのシャワーで大はしゃぎです!
冒険気分を味わえる貝がらすべり台
そして、何と言っても、貝がら公園のシンボルといえばやはり、巻き貝型の貝がらすべり台!
この公園の正式名称が「桜美公園(おうびこうえん)」だと、地元の人でも知らない人が多いくらい、「貝がら公園」の名前で定着しています。
貝がらすべり台の高さは、市の公式サイトにも詳しい高さは載っていないのですが、身長150センチの私でもかなり見上げるほど。体感的には4〜5メートルくらいありそうです。
貝がらすべり台は、まずは直角に近いハシゴを登るところからスタート。
そこからくるくると回りながら滑り降りる構造になっています。
ただ、大人には入口が狭すぎて入るのはちょっと無理がありそう。というより、挑戦するのが少し怖い…。
貝がらすべり台は、宇都宮市内では他に見たことがない、まさに唯一無二。
友達のママさんに聞いたところ、なんとそのママさんが子どもの頃からずっとあるんだとか。その歴史の長さと独特のデザインが、世代を超えて愛されている理由なのかもしれません。
3つの広場がある!
南の広場
南の広場には、ブランコと鉄棒、そして広めのグランドがあります。
15時をすぎると、小学生がボールを蹴って走り回っていました。
中央の広場
中央の広場には、すべり台部分が複数ついているコンビネーション遊具があります。
娘の友達の2歳の赤ちゃんも、一生懸命すべり台で遊んでいました。
幅広い年齢層で遊べる仕様です。
宇都宮市の公式キャラクター「ミヤリー」のスプリング遊具もありました!宇都宮ならではですね!
北の広場
北側にも広場がありました。
ゲートボールに似たスポーツ、グランドゴルフも楽しめるそう。
北側と中央の広場の間に、たくさんの松ぼっくりが落ちていました。
季節ごとの楽しみ方と過ごし方
桜美公園は、四季折々の植物でたのしめるそう。
春には桜や梅、大きなハクモクレン。
夏には、公園全体を木々が生い茂り、宇都宮のまちなかで緑を満喫できます!
秋は紅葉、イチョウ、さざんか。
そして!冬は、
イチョウの絨毯!
そして、松ぼっくりや、椿。一年を通して、さまざまな光景を楽しめます。
桜美公園で家族の思い出をつくろう!
今日は宇都宮市の桜通十文字のすぐそばにある、“貝がら公園”こと「桜美公園」をご紹介させていただきました。
どの季節に行っても見どころ満載な「桜美公園」に、ぜひ足を運んでみてください!
桜美公園
住所:栃木県宇都宮市桜4丁目1558-2
アクセス:JR宇都宮駅西口より関東バス「和尚塚経由・細谷車庫」行きで約15分、「桜通り十文字」バス停下車すぐ
電話番号:028-632-2529(宇都宮市都市整備部 公園管理課 管理グループ)
駐車場:専用駐車場なし
隣接施設:栃木県立美術館
※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。