鶴田駅からのんびりとした田園風景を横目に、車を走らせること約5分ほど。ある民家にたどり着き、入口に「ちょびカフェ」と書いてある案内板を見つけました。
こんなところにカフェ?と思いながら、思い切って娘と一緒に中に入ってみることにしました。
今回は宇都宮市下砥上町にある「ちょびカフェ」をご紹介いたします。
入口では猫ちゃんがお出迎え!
このお店は靴を脱いで入るのですが、まるで友だちの家に遊びに行ったような感覚。扉を開けると看板猫ちゃんが気持ちよさそうに眠っていました。
動物が大好きな娘はすぐさま「猫を触っても大丈夫ですか?」とオーナーさんに聞き、柔らかな背中を撫でていました。不思議と嫌がらない猫ちゃん。
さっそく自分の携帯で写真を撮り始めました。こんな風に初対面でも動じない看板猫のシロちゃんがいるカフェなんです。
どんなメニューがお好み?
席に座って、壁を見上げると貼られたメニューを見上げるとどれもおいしそうです。
私はフレンチトーストを、娘はホットサンドを注文してみることにしました。
こちらのフードにはドリンクが付いているというので、二人ともアイスティーを食後に注文することに。
大きなテーブルはパーテーションで仕切られ、個人個人のスペースが明確です。
ワンプレートが登場!
お料理を待つ間は常連さんやオーナーさんとおしゃべり。「猫目当てで入ってくるお客さんもいるんですよ」とお話してくれました。楽しく話している間にお料理が手元に届きました。
「熱いうちにさ、どうぞ」とオーナーさん。
ワンプレートながらもしっかり小鉢を楽しめそうです。
大きなお口でいただきます!
たっぷりの牛乳と卵をしみこませたフレンチトースト。
少し気取ってフォークとナイフでいただきました。
シロップを多めにかけて…口に入れてみると、じゅわぁ~っと甘さが広がり、あぁ、幸せかも。
シナモンがたっぷりかかっているので甘いながらもスパイス感があり、ピリリといいアクセントになっています。
ボリューム満点のホットサンド
目の前の席では娘が注文したホットサンドがテーブルに届きました。
ホットサンドの中身はポテトサラダがぎっしりと詰まっていて、ボリューム満点。
ふと見ると、フレンチトーストと同じ小鉢。いったいこれは何だろう?とっても不思議な味がしたので思い切ってオーナーさんに聞いてみることにしました。
「ブロッコリーやセロリ、パプリカが入ったサラダと隣にあるやつは大根おろしに冷凍した柿が入っているんですよ」と言われ、え?!この甘いものは柿なんだ…ととてもびっくりしました。
あんずのようにとろみと甘みがあってこれはおいしい。
冷凍することで甘みが増すそうで、皮をむいて食べることくらいしかしていなかったので驚きました。柿の新しい食べ方、自宅で今度やってみよっと。
食後に注文した大きめのグラスに入ったアイスティーは飲みごたえ抜群。とても香りが華やかでしたよ。
誰かと繋がれる場所に
思わず時間を忘れるくらいオーナーさんや常連さんと話が弾みました。
お店にはシロちゃんという猫のほかにまるちゃんという猫もいて、今は人慣れのトレーニングに励んでいるそうです。
次にお店に行ったときはまるちゃんにも会えるかな、とお店にまた行くことが楽しみになりました。
そして、オーナーさんは娘と同じ小学校出身で、私の中学校の先生ともつながりがあるとのことでした。不思議なつながりってあるんだなぁ。
「猫のシロちゃんに支えられながら毎日を過ごしているのよ」と屈託なく笑うオーナーさん。こんな風に誰かとささやかな幸せをかみしめていけたらステキですよね。
猫が好きな人もほっとひと息つきたいときも、みんなの居場所であるようにと願いが込められたカフェ。お近くに行った際はぜひお立ち寄りくださいね。
ちょびカフェ
住所: 栃木県宇都宮市下砥上町1190-8
電話: 028-305-1389
アクセス: JR東北本線 日光線 鶴田駅より車で5分
定休日: 木曜日 日曜日
営業時間: 火 水 金 土 7:00-9:00/10:30-17:00 月 10:30-17:00
インスタグラム @chobi.cafe