昭和レトロな手作り感!宇都宮市江野町「シンお化け屋敷」

夏といえば…お化け屋敷を想像する方もいると思います。コロナ禍で中止も相次いでいますが、なんと3年ぶりに開催をしているお化け屋敷を見つけました。
今回は宇都宮で発見したお化け屋敷をご紹介します。

商店街に突如あらわれるお化け屋敷

場所は宇都宮市のど真ん中にあるオリオン通り。


さまざまな店舗が並ぶ商店街で、アーケードがあり雨が降っても安心して買い物をすることができます。私の高校生時代の思い出がいっぱい詰まった場所なんです。
そんなオリオン通りを東武宇都宮百貨店方面に進んでいくと、見えてくるのがおばけ屋敷。

どうやらこのビルの2階のようです。なんとも昭和レトロな手作り感がいっぱい。こういうのが地味に怖いんだよなぁ。


入口には、料金表が貼ってありました。子どものおこづかいでは入れてしまう手軽さから周辺には子どもたちがたくさんいました。

中学生の娘と一緒にお化け屋敷、恐る恐る入ってみることにしました。

チケットを購入し、いざ、中へ…怖いの、苦手なんだよなぁ…。

恐る恐る中に入ってみます

しっかりと娘につかまって中に入るとさっそく「あ、人がいるよ、ママ」と娘がつぶやく。ひ、人ぉーー!!とさらに娘の肩にのせた手に力が入る。コロナ禍で接触するタイプのお化け屋敷ではないとわかってはいるけれど、怖いものは怖いのです。

いくつもの困難を乗り越え、出口だと思ったらまたさらに扉があり、なかなか終わってくれなかったです…。始終冷や汗と絶叫を繰り返すスリリングなお化け屋敷でした。
私は初めて入ったけれど、娘は3年前に私の母と一緒に入ったことを鮮明に覚えていて、とても懐かしかったようです。

リアルな人形たちがいっぱい!創業100周年の記念お化け屋敷

出口を出るとお化けさんたちの紹介ブースがありました。

けっこうリアルな表情。この人形たちの制作会社の紹介もされていました。

これらの人形は大正11年に創業の丸山工芸社さんが制作したものでした。創業100周年の記念としてこのお化け屋敷を手掛けたそうです。


平成31年に近隣であった火災の火が燃え移り、保管していた200体以上の人形が消失した火事のニュースは、私も新聞で見ていたので気になっていました。そんな火事の消失からの復活を遂げた人形たちの雄姿の結晶が詰まっています。

気になるお土産を発見

お土産コーナーも設置してあり、目玉のコースターや傘のお化けのかばんがありました。一番気になったお土産はこちら。

うらめしやTシャツです。夏に大活躍しそうな柄がかわいい。

メルマガを登録してスタッフの方に見せるとポストカードのプレゼントもありました。ぜひ登録してポストカードをゲットしてくださいね。

レンタルスペースとして利用可能

このお化け屋敷は7月23日から8月21日までの期間限定ですが、それ以外はレンタルスペースとして借りることもできます。

レンタルスペースとして利用可能

展示会や発表会、即売会など、フリースペースを21坪の広いスペースを1日(10時から18時まで)4500円+消費税で利用することができます。

宇都宮オリオン通り商店街振興組合が貸し出しをしているので、安心して使うことができますね。

夏らしいこと、何にもできなかったこの夏の忘れられない思い出となりました。ぜひみなさんも出かけてみてはいかがでしょうか。

オリオン通りシンお化け屋敷
住所: 栃木県宇都宮市江野町3-10 ACプラザ
電話: 028-638-4030
アクセス: 東武宇都宮駅から徒歩2分

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。