志津駅付近にひっそりたたずむ昭和レトロな駄菓子屋「鳩♡頭巾」

京成志津駅南口からまっすぐ進んで少し、坂道の路地を降りたところに怪しげなガレージが姿をあらわします。
そんな知る人ぞ知る、けれど常連さんのあたたかさたっぷりなお店が、今回お邪魔した「鳩♡頭巾(はとずきん)」です。

一見入りづらいたたずまいですが、入ってみると楽しいお店ですよ。

ごちゃごちゃしているけれどどこか居心地の良い秘密基地

店内に入ってみると、目の前にお菓子、壁にもお菓子、後ろにもお菓子!
天井は少し低く、170cm近い男性は頭がすれすれで買い物をしているような印象でした。

どこを向いてもお菓子や飾りでめいっぱい!
ごちゃごちゃとしているところが冒険心をかきたてられます。
飾られているのも心温まる素材が多く、見ていて飽きません。

特に目を引くのが入り口から入ってすぐ、かなり存在感のある金のロボット。
こちらは店主さん手作りのゴールドチョコレートライタンだそう。

「駄菓子の容器ってかわいいですよね、包装でいろいろ作っているんですよ」

なんておっしゃっていました。
それにしてもおっきい!

オリジナルのつりくじも同じゴールデンチョコレートの箱を使った手作りだそうです。
創作が爆発していてお店の世界観が増幅されている気がします。

そんな鳩♡頭巾の内装ですが、想像する駄菓子屋とは少し違う……そんな風に思いませんか?
お菓子たちの置いてある場所が木の棚というにはもっと情報量が多いような……?

そうなんです!
なんとディスプレイにイスが使われているんです。

これはもともと飲食業をしていた方にアンティークのイスを譲ってもらったものだそう。
お店全体の雰囲気を昭和レトロな感じになるようにいろいろと考えられていますね。

懐かしいだけじゃない! 今も進化している駄菓子の世界

店主さんに今のオススメを聞いてみると、最近発売されたぷくぷくたい焼きの新しい味や、フエラムネのオモチャシリーズ、今だけのねるねるねるね付属シールなど、いろいろな情報を教えてもらいました。

懐かしさもあいまっていろいろと買い込んでしまいましたが、これだけ買っても500円でおつりがきました。
駄菓子というのは今も昔も子どもたちの救世主ですね。

フエラムネのオマケの花形が出ないこと、ぷくぷくたいのおなかに隠しハートマークがあること、あのお菓子のあんな秘密そのお菓子にはこんな隠し要素が!なんて、お菓子のあるあるから好きな人でなければ知らないことまで、いろんなことをお話ししていただきました。

このつまようじで食べる四角い駄菓子、みなさん名前知ってますか?
もちもち君というそうです。

そんなもちもち君にも、この2026年に新作が出たそうです。
なんとコーンポタージュ味。
発売当初はあまり人気がなかったそうですが、お客さんに一人ドはまりした方がいたらしく……。

お客さんやお菓子を作る人たちとのたくさんのつながり

なんとお客さんの手作りポスター。
これを飾ってからもちもち君コーンポタージュ味を手に取る方が増えたそうです。
私は買う勇気がなかった、ごめんね。

鳩♡頭巾のお客さんは、近くの小学生やその保護者が多いそうです。
お邪魔した時も、ランドセルを背負った小学生なども立ち寄っており、地域の交差点のような場所になっているんだなぁと思いました。

お店の入り口には一見雑然として見える段ボールたちが……。

この中には、空のお菓子の箱がたくさん入れてあります。
この箱たちはなんとお持ち帰り自由。
店主さんが駄菓子の箱のデザインも好きとのことで、いろんな創造に使ってほしいとご好意で置いてくださっています。

学校帰りの小学生が「店主さんの好きな味の箱がほしい」「シール帳できたらあげるね」なんて交流も。
これからも長く続いてほしい居場所だな、と思いました。

見た目こそ入りづらい場所ですが、ぬくもりとお菓子に遊び心のたくさん詰まったステキなお店、鳩♡頭巾。
一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

鳩♡頭巾
住所:千葉県佐倉市上志津1599-18
アクセス:京成本線「志津駅」南口から徒歩約3分
TEL:090-6165-8894
営業時間:不定期(インスタグラムをご確認ください)
定休日:不定期(インスタグラムをご確認ください)
駐車場:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。