仕事で打ち合わせに出かけた帰り。今日のお昼は何を食べようかと悩んでいると、一緒にでかけた会社の先輩が「お昼は「たいへい」に行こう!一度食べておいたほうがいい!」と言うので、連れていってもらいました。
創業1977年「たいへいラーメン」
国道49号と郡山インター線の交差点のすぐそばにある「たいへいラーメン」は、創業1977年の老舗のラーメン店です。手書きの赤い看板は、遠くからでも目立つのですぐにわかります。
時間はお昼の12時すぎ。「混んでいるだろうな」とぼやいた先輩の言う通り、お店の入口に設けられた駐車場は満車。建物の裏にも駐車場があるので、そこに停めて店の中に入りました。
私たちが着席してからも、ひっきりなしにお客さんがやってきます。それもみんな作業服やスーツを着た男性ばかり。「これは料理のボリュームがありそうだな…」雰囲気で察しました。
大きなどんぶりの五目タンメン
「タンメンがおすすめだよ」と言われたので、塩味の「五目タンメン(800円税込)」を注文。
まわりのお客さんは、五目タンメンのほか、みそタンメンやチャーハンを注文している人が多い印象でした。
注文して5分ほど経ったころ、店員の女性が料理を運んできてくれました。
「熱いので気を付けてね」と目の前に置かれた大きなラーメンどんぶり。
一瞬、大盛りを頼んでしまった…?と考えしまうほどのボリューム。
そして、いままで五目ラーメンや五目焼きそばなどの「五目系料理」をいろいろ食べてきましたが、こんなに色とりどりの具材が乗った五目タンメンは初めてお目にかかります。
大きなチャーシューにナルト、茹で卵に丸ごとのしいたけ、エビやイカ、キャベツにホウレンソウ、ピーマンなどなど。特に珍しいと思ったのが、銀杏が入っていたことでしょうか。
ちょっとビジュアルに圧倒されましたが、気を取り直して実食へ。
スープは塩味というより、ちゃんぽんに近いでしょうか。野菜や魚介の旨味がこれでもか~!っと溶け込んだ、とってもコクのある味でおいしい!
たくさんの野菜の下からやっと引っ張りあげた麺は、少し太めでコシが強め。
ちょうどいい塩気に、箸がどんどん進みました。
醤油ラーメンも味噌ラーメンもうまい!
郡山市周辺では、中太ちぢれ麺を出すお店が多いですが、こちらは家系ラーメンの麺に似た印象でした。
テーブルに置かれたメニューには、「麺も餃子の皮も自家製」と書かれています。さらに、肉や野菜も「国産」にこだわっているとのこと。
それなのにお財布に優しい価格設定なんですよ…最高ですね。
すっかり魅了され、夜に再訪した際には「チャーシュー麺(800円税込)」をオーダー。
丼には、分厚く食べ応えがあるチャーシューが4枚。麺は五目タンメンと同じくコシのある自家製麺が使われていました。
しっかりコクのある醤油スープは、テーブルに置かれたブラックペッパーとの相性抜群!こちらもおいしかったですよ~!
地元客に愛される、こだわりが詰まった食べ応えのある一杯。
ぜひご賞味ください!
たいへいラーメン
住所:〒963-8041 福島県郡山市富田町愛宕前77−7
交通:JR磐越西線 郡山富田駅から車で10分
営業時間:[平日]11:30~15:00/17:30~22:00(ラストオーダー21:30)
[土・日・祝]11:30~22:00(ラストオーダー21:30)
定休日:木曜日(祝日の場合は翌日)