暑かった夏が終わり、少し涼しくなって、すごしやすくなりました。
秋は、空気が澄んで、空が美しい季節。夜のお月さまが、とってもきれいです。
2023年の十五夜は、9月29日。お月見するなら、やっぱりお団子ですよね。
今回は、八千代中央駅近くにある、和菓子のお店・菓匠白妙をご紹介いたします。
純和風のゆったりとした店内
「十五夜においしいお団子や和菓子が食べたい」と思い、お月見の下見で白妙さんにやってまいりました。さっそく、店内に入りたいと思います。
店内は純和風の作りで、ゆったりしていて、とても落ち着きます。たくさんの商品の中から、ゆっくり選べそうです。
まず気になる月見団子について、店員さんに聞いてみました。9月29日限定で15個入りのお団子を販売されるそうです。
私、食べることばかりを考えて下見に来てしまいましたが、お月見はそもそも、お団子やススキなどをお供えし、月に収穫の感謝を表す風習です。十五夜は、15個のお団子をピラミッドのように積んでお供えします。
月見団子は9月29日に買ってお供えするとして、当日お供えしたものをすぐ食べてしまうのもなんですから、その時にお月見気分をさらに高める和菓子を見ていきたいと思います。
人気の白牛酪餅とクリームうさぎ
白妙さんの看板商品と言えば、白牛酪餅です。私は以前、ユアエルム八千代台に入っている店舗で、購入させていただいたことがあります。もちもち＆とろとろの食感に感動しました。
見た目がお月さまっぽいので、お月見の日にもぴったりではないでしょうか。
もうひとつ目についたのが、クリームうさぎ。
お月さまのようなお皿の上に、雪うさぎ・月うさぎ・花うさぎたちが並んでいます。
クリームとあんのマリアージュがとっても気になります。3種類全部食べたい。
冷凍で販売されていて、とけきらないうちに食べるのがオススメだそうです。
お月見うさぎやにゃんこがモチーフの砂糖菓子
とってもかわいい砂糖菓子を見つけました。お月さまとうさぎさんのお菓子です。賞味期限が長いので、お月見気分を長く楽しめます。ちょっとしたプレゼントにもいいですね。
猫好きにはたまらない、にゃんこがモチーフの砂糖菓子がありました。パッケージがかわいすぎる。
秋を感じる柿と栗の練りきり
実は、今回一番楽しみにしてきたのが、練りきりです。
白妙さんの公式インスタグラムには、四季折々の美しい花やクリスマスのかわいいサンタクロースなど、練りきりの写真がアップされていて、とても気になっていました。
店頭に並んでいたのは、柿と栗の練りきりです。柿のオレンジ色がつやつやで美しくてうっとりしてしまいました。「秋になったんだなあ」と感じます。里の柿と栗しぼりを購入することに決めました。
ハロウィンかぼちゃ饅頭のかぼちゃおばけがかわいいので、こちらも買います。
この日は、いろいろな和菓子をちょっとずつ購入させていただきましたが、贈答用の商品がとても充実していました。手土産にすると喜ばれること間違いなしです。
柿や栗、素材本来の味をしっかり味わえる！感動の和菓子！
家に帰って、買ったものを紙袋から取り出すと、とてもステキな箱がでてきました。
お店の名前の白妙は、梶の木の繊維で織った白布のこと。白布が風にそよいでいるような雅なデザインです。
そして箱を開けてみると、秋の味覚がいっぱいつまった和菓子たちがお目見えです。
和菓子の横にそれぞれの消費期限が書かれたシールを貼ってくれていました。この細やかなお心遣いありがたいです！
それでは、一気にお味の感想を書かせていただきます。
里の柿は、外はもちもちで、中の柿あんが甘すぎず、柿本来の甘みをしっかりと感じることができます。葉っぱが本物という演出が楽しいです。
ハロウィンかぼちゃ饅頭は、かぼちゃあんがいい。見た目のかわいさだけでなく、お味も抜群。
栗しぼりは、濃厚な栗の味が楽しめ、とてもなめらかです。そして同じく栗を使った、甘露秘め栗と渋皮秘め栗は、栗がまるっと入っていて、栗のホクホク感を感じました。甘露秘め栗はしっとりしていて、渋皮秘め栗は、外側がパイ生地でサックリ感があります。同じ素材でも、さまざまなアプローチで個性的な和菓子を作り出されていて、感動を覚えます。
柿やかぼちゃに栗、素材本来の味をしっかりと味わいながら、和菓子の甘みに満たされました。秋の訪れを感じます。幸せです。秋の恵みに感謝。
みなさまもぜひ、菓匠白妙の和菓子で、お月見を楽しんだり、季節の訪れを感じてくださいね。
「菓匠 白妙（かしょう しろたえ）」
住所：千葉県八千代市ゆりのき台4-1-14
アクセス：東葉高速線「八千代中央駅」から徒歩約3分
TEL：047-489-1200
営業時間：9：30～18:00
定休日：火曜日，水曜日
