お芋好きさん必見!福島市の「古民家Café imoca」

今回ご紹介するお店は、福島市の中心地から車で約25分、大波地区にある地元産のさつまいもで作った、こだわりスイーツが絶品のカフェ「古民家Café imoca」です。

お店の目の前には田畑が広がり、田舎らしい穏やかな雰囲気が感じられる、日常から離れて一息つきたい時におすすめのカフェです。

築100年以上の古民家をカフェに改装

初めて訪れた時に印象的だったのが、重厚感のある立派な建物です。
こちらの建物は築100年以上の元農家のお家をリノベーションしたものだそうで、店内に入ると梁の太さにその名残を感じることができます。

店内には古民家ならではの懐かしさと温かみを感じられる空間が広がります。
テーブル同士の間隔が広くとられているため、周りを気にすることなく、ゆっくりと過ごすことができます。

特に窓際の席は、目の前の自然豊かな風景を眺めながら食事や会話を楽しむことができるため、空いていたらラッキーの特等席です!

地元大波産のお芋を使ったこだわりスイーツ

カフェの店長は埼玉県出身の地域おこし協力隊の方が務めており、店長考案の地元大波産のさつまいもを使ったこだわりのスイーツがお店の一押しです!
「さつまいもプリン」や「キャラメルナッツとおいものケーキ」など、お芋好きにはたまりません!

人気No.1のメニューは「おいものチーズケーキ」。
チーズケーキの濃厚さの後に、お芋のやさしい風味が感じられる、バランスが絶妙な一品です!もちろんコーヒーとの相性も抜群ですよ♪

今回いただいたオーガニックコーヒーは、まろやかな味わいで、とても飲みやすいコーヒーでした。

スイーツの原材料となるさつまいもは、全てカフェのオーナーから仕入れているそうです。
オーナーも元地域おこし協力隊の方で、地元大波産のさつまいもを使った干し芋の製造・販売に携わっています。

干し芋を作る工程で、さつまいもの表面部分を削り取る作業があるそうなのですが、本来であればこの切れ端は廃棄されてしまいます。カフェのスイーツの原材料には、この切れ端を使用しており、フードロスにつながっています!
農家の方が手塩にかけて育てたさつまいもを、余すことなく使い切りたいという思いが感じられて、素晴らしい取り組みだと感じました!

オーナーが作る干し芋はカフェでも販売されています。

平干しや丸干しなどの商品が並ぶ中に、甘さ控えめのワンちゃん用の商品もあったことに驚きました!
こんなこだわりの干し芋をおやつに食べられるワンちゃんが羨ましいです(笑)。

今後は1か月半に1種類のペースで新作メニューを開発予定とお伺いしましたので、新しいスイーツに出会えるのが今から楽しみです♪

日替わりのランチもおすすめ

日替わりでシェフが変わるランチも人気です。

オープン当初はランチ営業の予定はなかったそうですが、周囲からランチ営業を望む声が多かったため、要望に応えるべく、2023年5月からランチ営業も行っています。

メニューの考案と調理は、近くにお住いの主婦の方やこれから自分のお店を持ちたいと考えている方にお願いしているそうです。
これから飲食店を開業予定の方にとっては、今後のステップアップに向けてチャレンジできる絶好の機会であり、飲食に関わりたい方を応援するステキな取り組みだと感じました!

曜日ごとに担当するシェフが異なり、私が訪れた日は栄養士の方がご担当の日でした。
見るからに健康的で、彩りも美しく、ヘルシーなのに満足感もあるお料理をいただくことができ、心も身体も大満足でした!

曜日によって変わるシェフのお料理を目当てに、毎日訪れたくなってしまいます!
ランチメニューは1日限定20食のため、早々に完売してしまうこともあるそうなので、ランチがお目当ての方は早めの来店がおすすめです。

今回は福島市の「古民家Café imoca」をご紹介しました。
福島市の中心地からはやや距離がありますが、多少移動に時間がかかってでも足を運びたい魅力的なお店です!
お芋のスイーツはもちろん、お店の方々の温かい対応にも、心が和みます。

お芋のスイーツが好きな方、最近お疲れ気味で癒しがほしい方、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?

古民家Café imoca
住所:福島県福島市大波字上屋敷前30
交通:JR東北本線「福島駅」から車で約25分
連絡先:024-573-5508
営業時間:10:30~16:00(L.O.15:30)
定休日:月曜日 ・火曜日
駐車場の有無:有 10台

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。