京成志津駅から徒歩なら約20分、バスなら約10分ほど。
住宅街へ向かう大通りの中にあらわれる商店街。
その一番最初に見えるお店の一角が、今回買い物に向かった「酒商 さつきや酒店」(以下、さつきや)です。
昭和レトロなたたずまいがステキですね。

日本名門酒会にも加盟する納得の品ぞろえ
今回向かったのはちょうど年が明けて一息ついたころ。
写真ではのぼりが反転してしまっていますが、朝一番に絞られて、お祓いを受けたおめでたいお酒が並んでいました。

こちらは冷蔵庫の中に入って冷やされているお酒たち。
おいしいお酒をおいしく楽しめますね。

店の奥には圧巻の日本酒が並んだ棚も!
店主さん曰く、千葉県はおいしい日本酒の蔵元が多い県とのこと。
新潟県にも負けないお酒がたくさんあります。
のぼりにあった立春朝絞りは酒々井の甲子のもの。
左下に写っている腰古井も勝浦のお酒です。
他にも、神崎にある寺田本家の香取もオススメしていただきました。
最近はお酒を飲む人のなかでも日本酒を飲む人は少ないとのことですが、地元においしいものがあると思うと飲んでみたくなりますね。

日本酒だけではなく、洋酒やワイン、焼酎もいろいろありますよ。
酒専門より地域密着
そんなお酒がたくさんのさつきやですが、入ってすぐ目に飛び込んでくるのはお酒ではなかったりします。

それがこちら。なんとお米や落花生、お味噌なんかも。
日常に寄り添った、あれがほしいこれがほしいが揃っています。
お米の取り扱いは、お米の値上がりが話題になった最近から始められたとのこと。
仕入れるルートもお酒とは違っていたり大変だったそうです。
お値段は4000円ちょっととスーパーで買うよりは高いかもしれませんが、味は間違いなく良いもの。
伺った際に買い物にいらした方もいましたが、「これとこれとうちまで届けておいて」なんて顔パスでした。
チェーン店とは違ったあたたかみのある対応がうれしいですね。

そんな正面から振り返ると缶詰や乾き物、おつまみにもいいですね。
その他にもお菓子が店舗に入る前に並べられており、素朴なラインナップに心が和みます。
もちろんお酒もありますよ。
さて買おうかとレジの方に向かえば、壁一面にはずらりとタバコ。

棚の上にはかわいらしいフィギュアなども並べられており、愛が感じられます。
地域密着よりも大事なことが?
さつきやの創業は昭和42年頃だそうです。
たまたまレジの近くに出していたとのことで、昔の写真も見せていただきました。
右上の写真もお店の前の様子だそうです。青いベンチに懐かしさを感じますね。

山を開拓して、オシャレな道が敷かれて、そして現在につながっている……。
歴史を感じるというのはそれだけでうれしいものです。
昔から商売をしているということは、それだけ地域のことがわかるということ。
来てくれるお客さんと会話して元気を確かめるのもまたお店の楽しみとおっしゃっていました。
けれど一番大切なのは自分たちが楽しいかどうか、とのこと。
お米の仕入れを始めたのも、地域の方が喜ぶかよりも「お米がなくて自分たちが苦しかったから」が大きかったそうです。
売り上げを重ねていく努力をするよりも、最低限でも細く長くやっていきたい、そんな言葉をいただきました。
顔パスでの配送も、サービスというより行けるときに足をのばせるところに心配りを届けるような優しいもの。
長く商売を続けていくには、上手な肩の力の抜き方があるんだなぁ、と教えていただいたようでした。

ちょうど酒粕を仕分けている時にお邪魔してしまいました。
日本酒を作る上で必ず出てくる酒粕。
日本酒のお酒になれなかった部分……店中にとても良い匂いが広がっていました。
酒造会社さんとのつながりを感じることができ、少しうれしくなりました。
貴重なお話をありがとうございました。

今も昭和の空気が残り、地域の便利な酒屋、さつきや。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。
酒商 さつきや酒店
住所:千葉県佐倉市中志津4-1-41
アクセス:京成志津駅南口から徒歩約20分
京成バス千葉イースト角栄団地線「志津駅」→「ショッピングセンター」バス停から徒歩約1分
TEL:043-487-5669
営業時間:9:00-19:00
定休日:火曜日、日曜日
駐車場:あり(商店街共用駐車場、20台)























