仙台駅東口から5分ほど歩いた道路沿いに、ランチタイムに毎日行列を作るお店があり、ずっと気になっていました!
閉店したお店を引き継いでリニューアルオープン

店前には大きなかつ丼の暖簾。
いったいどんなカツ丼なんだろう?とずっと気になっていましたが、ついに初来店を果たしました。
しぶき亭は創業昭和56年の老舗店です。
元々苦竹で営業していましたが、2023年に惜しまれつつ閉店。
ご子息が味とスタイルを引き継ぎ、こちらの東口を本店としてリニューアルオープンしたそうです。
とてもキレイで老舗店には見えないと思っていましたが、そんなドラマがあったんですね。
店内は明るくキレイで揚げ物やさん特有の油っぽさもなく、女性一人でも入りやすい雰囲気でした。
しぶき亭の看板メニューはカツ丼。
他にも「32℃豚」という宮城県のブランド豚を使用したメニューがありました。
この32℃豚は、一般的な豚の脂の融点が38℃前後なのに比べ、32〜34℃*と人肌で溶けるほど低いことが特長なんだそうです。
透明度が高くキラキラ輝く脂は、舌の上でサラリと溶けて、とろけるような深い甘みが、口の中いっぱいにふわっと広がります。
旨みがたっぷり詰まったジューシーな豚肉のようですね!
豚肉に力を入れているので、カツ丼以外にも豚肉のメニューが目立ちます。
お米も100%宮城米を使用とのことで、宮城県内にあふれたお店ですね!
ボリューム満点なラインナップ
看板メニューのカツ丼以外にも、カツ丼に次ぐ人気のから揚げ定食や焼肉定食、エビフライ定食、生姜焼き定食などサラリーマンの胃袋をがっつりつかむようなメニューがそろっています。
特にから揚げは、「これが、から揚げ?」と聞きたくなるような手のひらサイズの巨大な唐揚げが3枚もついてきます。


カツメニューもカレーやヒレカツなどいくつか種類を揃えていて、常連さんを飽きさせない豊富さですね。
丼や定食スタイル以外にもおかずだけ購入可能で、そのまま夕ご飯に並べることもできるそうです。
人気メニューを実食!
せっかくなので店内で食べてみたかったのですが、行列で並んでいる時間がなく、テイクアウトを注文しました。
まずは、外すわけにはいかないカツ丼(1200円)。
そして、本来ならば人気ナンバー2のから揚げ定食を頼みたかったところですが、揚げ物2つは胃の負担が大きそうなので、同じ鶏肉を使用した親子丼(1000円)をテイクアウトしました。
家に帰って開けてみます。
それではさっそくカツ丼から。

まず第一印象は、器が大きい!
写真では少しわかりづらいかもしれないですが、大きな器はラーメンも提供できそうな深底で、そこにごはんがたっぷり盛られ、その上にご飯が隠れるほどの具材がたっぷりのっています。
卵がつやつやで出汁をたっぷり含んでいるのが見た目でわかり、食欲をそそります。
また、カツが分厚く、しっかりしています。2cm近くある感じです。
食べてみると、まだカリッとした部分が残るカツにとろとろの半熟卵が絡みます。
ご飯とカツと卵にたっぷり出汁がしみていてすごくおいしいです!
惜しげなく卵が使われているので、どこを食べても出汁と半熟卵を味わうことができます。最初から最後までおいしくいただけるようになっていました。

見た目はとてもよく似ていますが、こちらは親子丼です。
もちろんこちらも半熟卵と出汁がたっぷりのふわとろな食感。
鶏肉も肉の味がしっかりと感じられておいしかったです!
見た目の通りボリュームたっぷり!このボリュームと満足感も人気の秘密ですね。
次はお腹の準備を万端にしてから揚げ定食にチャレンジしてみたいです。
お近くの際はぜひしぶき亭 東口本店へ足を運んでみてくださいね。
しぶき亭 東口本店
住所:宮城県仙台市宮城野区名掛丁206-17 アリビオ・サイ 1F
アクセス:JR仙石線「仙台駅」から徒歩約5分
電話:022-353-6155
営業時間:10:30~(ご飯がなくなり次第終了) 定休日:日曜日、祝日