四街道|地域に愛されるレトロな駄菓子屋「だがし屋 白猫堂」

「最近、駄菓子屋さんを見かけないな…」「久しぶりに駄菓子が食べたい。」
そう思っていても、すぐに買えなくなってきましたよね。
昔は地域に必ずあった駄菓子屋さんが少なくなり寂しく感じていたところ……見つけました!

今回は、千葉県四街道市にある「だがし屋 白猫堂」にお邪魔しました。
Instagramでずっと気になっていたお店です。白猫堂の魅力と人気の駄菓子をご紹介します。

2025年開店の「だがし屋白猫堂」

だがし屋白猫堂がオープンしたのは、2025年7月6日。新しいけれど懐かしい駄菓子屋として開店しました。
場所はJR四街道駅から徒歩約30分と少し離れていますが、静かな住宅地に佇むお店です。
店主によれば「昭和レトロが好きで、自分の手で駄菓子屋を開きたい」と長年思い描いていたとのこと。
農地を整地するところから始め、建物を完成させるまでに約4年もの歳月を費やしたそうです。

外観や内装には随所にこだわりがうかがえます。

お店の名前は、店主が飼っているペルシャ猫にちなんで「白猫堂」と名付けられました。店内のあちこちに猫の飾りがあり、レジ横の「店長」がお店を見守っています。

猫好きの店主とは、会計の合間に猫の話題が広がるかもしれませんね。

お店には車で向かいました。車だと、四街道駅から約10分ほどで行くことができます。

店舗横にお客様用の駐車スペースがありますが、台数には限りがあります。
とくに平日の放課後は子どもたちでにぎわう時間帯なので、車で訪れる場合は徐行と安全確認を心がけると安心ですね。

自転車で訪れる方は店舗横に駐輪スペースがあり、数台は問題なく置けます。

店内に広がる昭和レトロの世界

扉を開けると、ずらりと並べられた駄菓子と、店主が集めた昭和のポスターがレトロ感を高めてくれています。
夕暮れ時には西日が差し込みオレンジ色に染まり、さらに懐古感が広がる店内。大人には懐かしく、初めて訪れる子どもたちには新鮮で心地よい、そんな空気が満ちています。
店内を眺めているだけでもワクワクしてきますよね。

昭和レトロを大切にしたこの空間は、まるで訪れた人をタイムスリップしたかのような気持ちにさせてくれるでしょう。

白猫堂のおすすめ&人気駄菓子

白猫堂には、昔から親しまれてきた定番駄菓子から最近話題のお菓子まで、幅広い商品が並んでいます。

うまい棒・蒲焼さん太郎・ブタメン……「何を選ぼうかな」と迷う時間すら楽しいですよね。駄菓子を前にすると、大人も童心に返って楽しめちゃいます。
私もつい本気買いしてしまいました。

子どもにとくに人気なのは駄菓子の王道「ヤッター!めん」。10円という価格に最大で100円当たる、当たりくじ付きのラーメンスナックです。
今も変わらず愛され続けているのは納得ですよね。

子どもたちが教えてくれた最近流行りのお菓子は、原宿でも人気急上昇中の「グミッツェル」です。1つ290円と駄菓子屋では少々高価ですが、この日はすでに売り切れていました。

店主のおすすめは遊びながら食べられる「ピロピロキャンディ」。
せっかくなので買ってみました。飴の部分に息を吹き込み、黄色い棒で長さを変えると音が変わっていきます。
私の推しは昔ながらの「うまい棒 たこ焼き味」ですが、みなさんのおすすめ駄菓子はどれですか?
お気に入りの駄菓子はもちろん、白猫堂でしか手に入らない商品もあるのでぜひ探してみてください。

地域のつながりの場でもある「駄菓子屋さん」

白猫堂は自然と子どもたちが集まり、親同士で会話が生まれる地域の交流の場となっています。
取材した日も、学校が終わったばかりの子どもたちが元気よく駄菓子を買いに来ていました。集まった子どもたちは、自然とみんなで遊び始めます。年上の子が年下の子の面倒を見る姿に、温かな雰囲気が伝わってきました。
「最近は駄菓子屋が減っているので、こうした場所を作りたかった」と店主は話していました。

大人も子どもも楽しめる白猫堂に行ってみよう

2025年にオープンしたばかりの白猫堂は、その懐かしく温かな雰囲気から、すでに地域に根付いた憩いの場として多くの人に愛されています。

「だがし屋 白猫堂」は子どもから大人まで一緒に楽しめるステキなスポットです。四街道に行くときは、ぜひ立ち寄って懐かしさと温かさを感じてみてください。

だがし屋 白猫堂
住所:千葉県四街道市大日562-3
アクセス:JR総武本線「四街道駅」から車約10分
京成バス「萱橋台停留所」下車 徒歩約3分
連絡先:080-2193-0093
営業時間:14:00-18:00
定休日:土・祝日(日曜不定休)
駐車場:あり(3台※臨時2台まで)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。