昭和の空間にタイムスリップできるレトロカフェ、郡山市桑野にある「開成館」

今回は郡山市役所にもほど近い住宅街にあるレトロなカフェレストラン開成館をご紹介します。

開成館(かいせいかん)は、まるでひと昔前の昭和にタイムスリップしたかのような雰囲気で、さまざまな年齢層のお客さまを魅了しているカフェレストランです。

うねめ通りの付近にあり、幹線道路からのアクセスは良好。わいわい女子会よりも一人でゆったりと過ごしたり、落ち着いて話ができるとてもステキなお店でした。

郡山市内でも歴史あるレストランカフェ

開成館は1979年にオープンし、ほかのカフェレストランにはない独特な雰囲気とおいしいメニューでとても人気があります。
建物はもともと会津若松市で作られた土蔵を移築し、改装したものです。

そこに洋風なテラス、そして建物を囲むように緑が植えられ、住宅街にありながらそこだけが自然の中に存在するような雰囲気をつくりだしています。

入り口ではレトロな兵隊さんがお出迎えしてくれます。

緑に囲まれた小道を左に歩いていくと、見えてくるのが蔵の扉。

しっかりとした扉を開けると、解放感たっぷりの広々とした空間と、ところ狭しとちりばめられたアンティークな品々が目の前に広がります。

一瞬でいつもの日常とは違う空間に来たようで、どこか落ち着く気持ちと、何があるのだろうというわくわく感でいっぱい。

視線があちこち行きながら案内されたのは、テラス席。

席からは噴水や緑が見え、まるで観光地や別荘地にあるレストランのような景色。
テーブルは昔懐かしい足踏みミシンでできていて、実際に動かすことができました。

どれも一度は食べてみたい!

メニューは洋食がメインで、ハンバーグ、オムライス、ビーフシチューなどどれを頼んでもおいしいです。
また女性にはうれしいレデイースセットもあり、デザート、ドリンク付きでお得に満足いく食事がいただけます。

どれもおいしそうでしばらく何にしようか迷いましたが、今回はお店一番人気のオムライスをいただきました。

ハッシュドビーフのソースが添えられていて、たまごも半熟フワフワです。
ソースとライス、たまごの組み合わせが抜群でぺろりとおいしくいただきました。

軽食メニューとしてピザトースト、パングラタンなどがあり、ランチ、ディナー以外にも気軽に利用することができます。

ピザトーストも一緒にいただきました。のっている具がたくさんあり、マッシュルーム、ピーマン、トマト、チーズなどボリュームいっぱいでした。
お店で提供されるコーヒー、紅茶に使っている水は、日本名水百選の一つである磐梯・龍ヶ沢の湧水と同じ水源の地下水を使用しているということで、コーヒーも苦味が少なく、おいしく飲めます。
また、各種ケーキやパフェ、期間限定でかき氷などのデザート類もいろいろあるので、スイーツメニューもおすすめです。次はぜひ期間限定のかき氷を食べに行きたいですね。

今では見かけなくなった珍しいものがたくさん!

お店は今では見かけなくなった珍しいレトロなインテリアで囲まれています。

年代物のピアノやかっこいいクラシックカー、小さな小物類から天井に吊るされている照明まで、上下左右どこを見渡しても目を引く品々が置かれているので、飽きることなく楽しむことができます。

また店内でかかっているBGMもレトロな雰囲気をより一層引き立てています。

市内でも歴史があり、有名なお店ということで、オープンしてからつぎつぎとお客さんが来店し、
カップルやお友達同士でにぎわっていました。

近くには市役所や開成山公園もあり、ビジネスの利用にも待ち合わせのカフェ利用にも最適です。
お会計時に使用できるのは現金のみですので、お越しの際はお忘れなく!

友人、恋人、ご家族での利用はもちろん、ゆっくり一人時間を楽しみたい方でも利用しやすいです。ぜひ一度、今では見られなくなってしまった品々に囲まれた非日常的な空間に足を運んでみてください。

COFFEE&ANTIQUE「開成館」

住所:福島県郡山市桑野2丁目16‐14
アクセス:JR東北本線/水郡線「郡山」より車で約15分

電話番号:024-932-3927
営業時間: AM9:00~PM10:00

駐車場: 20台

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。