寒い冬をこえて、やっと春らしくなってきた今日この頃!
今年はだんだんとコロナ禍の制限が緩和される地域も増えてきて、遠くへのおでかけやイベントへの参加を予定している人も多いのではないでしょうか?
そしてこの季節のイベントといえば、お花見ですよね。
宮城県では柴田町船岡の「一目千本桜」や、大町西公園の「桜まつり」が有名ですが、今回私がいってきたのは泉区のお花見の穴場スポット!
ということで、美しいシダレザクラの古木がある「貴布禰神社(きふねじんじゃ)」に、お花見とお参りに行ってきたのでご紹介します!
知る人ぞ知る!泉区の桜の名所
場所は泉区小角。
泉自動車学校のすぐ近くにあります。
仙台市営地下鉄南北線泉中央駅からは車で約25分です。
神社から徒歩5分ほどの場所にバス停もあるので車がない方も気軽にいけちゃいます。
田んぼや畑が広がるエリアのさらに奥の方に入っていくので、マップで確認の上いくことをオススメします!
ちなみに今回私は車でいきましたが、2~3台分ほど駐車スペースもあるので安心です。
田園風景の中にあるシダレザクラは、遠くからもわかるほどの大きさ!
近くで見るとさらに迫力があります。
では神社へおじゃましてみましょう!
古くから土地を守り続ける神社とシダレザクラ
入り口では狛犬がお出迎え。
神社と桜のコラボはとても絵になりますね~。
階段をのぼった先にもシダレザクラが垂れさがっていて、まるで桜ののれんをくぐっているようです。
入って左側には銅鐘が。
小さめの神社ですが、きれいに管理されている様子が伝わります。
ここで「貴布禰神社」について少しご紹介します!
「貴布禰神社」の創建時代は定かではないそうで、戦国時代に利府で賀茂神社とともに祀られ、のちに伊達政宗によって塩竃神社に還されました。
その後仙台藩四代藩主、伊達綱村が京都の貴船神社が賀茂川上流に位置していたことにちなんで、元禄9年に塩竃から七北田川の上流域にあたる根白石地区に還されたのだそうです。
春にはシダレザクラの古木が境内をかざり、神社のまわりの水田に水が張られる時期になると、水田に浮かぶ島のような風景になります。
桜もキレイですが、そんな幻想的な風景も見てみたいですね!
ちなみに境内は少し高い場所にあり、そこから見るシダレザクラや田園風景にも癒されます。
最後は奥の拝殿で手を合わせて、この日のお礼をして帰ってきました。
また来年も来たいと思います。
厳かな気持ちで楽しむ花見もアリ!
おいしいお団子やお酒と一緒にわいわい楽しむお花見も良いですが、静かな場所で桜と神社の歴史に思いをはせるのも良いものですよ。
桜の時期はもちろんのこと、春がすぎた後でものどかな自然を眺めながらゆっくり神社を参拝してみてはいかがでしょうか?
貴布禰神社
住所:宮城県仙台市泉区小角字明神2
アクセス:仙台市営地下鉄南北線 泉中央駅から車で約25分
定休日:なし