みなさん、カフェはお好きですか?
そこにいる間だけは家事もなにもかも忘れて非日常の世界にいる気分になれるので、私は大好きです。
ただ、よく行くのは店内のようすや価格帯がわかる安心感から、ついチェーン展開しているお店ばかり。
マスターが入れるこだわりのおいしいコーヒーと、落ち着く雰囲気のBGM、ひとつひとつ吟味された家具や雑貨に囲まれたオシャレな店内…
本当はそんなカフェに憧れがあります。
今回は、コーヒー豆を買うために立ち寄ったお店で思いがけず出会えたステキなカフェをご紹介します。
シンプルですてきな看板
私が週に2~3回買い物に行くスーパー。その途中に「NOAM COFFEE beans」と書かれた看板があります。
コーヒー豆のお店?オシャレそう!とずっと気になっていました。
ちょうど我が家のコーヒー豆のストックがなくなってきたので、立ち寄ってみようかな?と思い立ち、はじめてお邪魔してきました。
なんとそこはカフェだった!
お店を覗くと、コーヒー豆の販売のみかと思いきや、中にはテーブル席でコーヒーを楽しむお客さんが!
カフェでもあることに気づきました。
さっそく中へ。
入ってすぐにコーヒー豆を焙煎する大きな機械がありました。大迫力!この場所で焙煎までしているなんてビックリ。
置いてあるひとつひとつがシンプルでオシャレ。
奥にいるのはマスターの小山さんです。
選びやすく並べられたコーヒー豆
レジのわきにはマスターが自ら焙煎したコーヒー豆が並んでいました。
味わいがひとめでわかるように、左(写真だと手前)に行くほど苦味が強く、濃いものになるよう並べてあるそう。
私のような初心者でも選びやすい!
店内には本がズラリ。マスターが読み終えた本をお客さんのために並べているそう。
コーヒーの薫りに癒されながらゆったり読書。最高に贅沢な時間ですね。
各テーブルにハンドジェルも設置されていました。コロナ対策もしっかりされています。
本当はコーヒー豆だけを買おうと思っていたのですが、おしゃれな空間と店内いっぱいに広がるコーヒーの薫りがたまらなく…。せっかくカフェを見つけたし、プロが入れたおいしいコーヒーを飲んでみたい!と、ドリップコーヒーをオーダーすることに。
さっそくオーダー
メニューはこちら。
コーヒーベースのカクテルや、ノンカフェインのドリンク、ホットサンドもありました。
コーヒーの銘柄が選べます。
あまり豆の違いに詳しくない私は、濃すぎず酸味が少ない味を希望しました。すると、マスターは“マンデリン”をセレクト!!
マンデリンはインドネシア・アラビカ種の代表的な銘柄で、深みのある上品な味わいと香りで親しまれているそうです。
こんな風に自分の好みに合わせて選んでもらえるのは嬉しいですね!
豆を挽くのは注文を受けてから!
お客さんからの注文を受けてから、このシルバーの缶に入った豆を挽いてくれます。
豆はエスプレッソだと極細、すっきり飲みたいときは粗挽きがおすすめだそうです。
お店では特別なオーダーがない限り、中細に挽いているとのこと。
お湯の温度は90℃前後。温度が高すぎると苦味が出てしまうそう。量はビーカーでしっかり測りながら入れています。
こだわりのコーヒーとご対面
テーブルにコーヒーが到着。
かわいいミルクピッチャーとシナモン風味のお菓子つきです。
まずはミルクなしで一口。
コーヒーの分量もお湯の温度も適当な私が入れたものとは無論比べものにならず!
味はしっかり、苦味はなくすっきりクリアなおいしさ。感動しました。
次はミルクを足してまろやかに。
ああ、なんてリラックスできる時間なんだろう…
地元の常連さんに愛されるカフェ
この日は私以外に、3人のお客さんがコーヒーを楽しんでいました。どなたも常連さんとのこと。
はじめての私にも気さくに話しかけてくださるマスターとお客さんたち。
私が滞在している間、店内に流れている曲のこと、きのうの晩ごはんの話、楽器の練習する場所のことなど、いろいろと楽しくお話しされていて、みなさんいきいきされていたのが印象的でした。
マスターによると、2020年4月のオープン以来、少しずつ常連さんが増えてきたそうです。一度来ればまた来たくなってしまう…。良いお店の証拠ですよね!それもコーヒーのおいしさだけではなく、はじめてでも話しやすいマスターと、安心してゆっくり過ごせる店内の雰囲気があってのことでしょう。
メニューを裏返すとかわいい絵が!
よく家族で来てくれている小学6年生の女の子が、お店のために手書きのチラシを書いて持ってきてくれたそう。
お店のキャラクターも作ってくれたと、とてもうれそうにマスターが教えてくれました。幅広い年代の方から地元で愛されているカフェなんですね。
コーヒー豆を入れてくれる袋もステキ♪
中学2年の我が息子もコーヒーが大好きなので、豆も購入することに。
私の席の隣の、週一ペースで来ている常連さんにおすすめしてもらったコーヒー“スラウェシ”を選びました。こんなオシャレなスタンプが押された袋に入れてもらえますよ!これもほっこり気分にさせてくれました。
こだわりのおいしいコーヒーとステキなインテリア、たくさんの本に囲まれて、やさしい時間が流れる一日をみなさんも「NOAM COFFEE beans」で過ごしてみませんか?
NOAM COFFEE beans
住所:宮城県仙台市青葉区山手町26-1ル・ベール山手1F
アクセス:JR仙山線北山駅から徒歩10分
営業時間:11:00-19:00
電話番号:022-220-2348
定休日:水曜日