ポカポカ陽気が気持ちいい春。お出かけが楽しみになる季節ですよね♪
仙台市太白区にある植物園「仙台市野草園」は、そんな心地よい春のお出かけにぴったりの場所。
可憐な花々をはじめ、数多くの野草が広がる園内は、散策しているだけでリフレッシュしますよ。
自然を体いっぱい感じに、足をのばしてみませんか?
「仙台市野草園」ってどんなところ?
標高120メートルの丘陵・大年寺山の一角にある「仙台市野草園」。1954(昭和29)年に仙台市初の植物園としてオープンして以来、市内の癒しスポットとして多くの人たちに親しまれています。
車はもちろん、JR仙台駅前西口バスプールからバスを利用していくことも可能。仙台市営バス「野草園行」に乗車し、終点「野草園前」で下車すれば、野草の宝庫に到着です。
園内は「高山植物区」や「水生植物区」といった13エリアに分かれ、東北地方に生育する約1,100種類の野生植物を植栽展示しています。
敷地面積は9.5ヘクタールと、東京ドーム約2個分の広さ。大人だけであれば1時間ほどで全エリアを散策できます。
季節の植物をじっくり観察するのはもちろん、時期によってはイベントも開催されているので、何度訪れても楽しめますよ。
園内散策に役立つMAPをゲット♪
受付でチケットを購入したあとは、園内MAPを借りることをお忘れなく。
訪れた時期におすすめの場所や見頃の植物が紹介されているため、見どころを逃すことなくスムーズに園内を巡れます。
四季折々の花々に注目
園内に一歩足を踏み入れると、愛らしい花々がそこかしこに!愛らしい鳥のさえずりにも癒やされます。
訪れた日はエイザンスミレや、イチリンソウ、シラネアオイなどが見頃を迎えていました。高山植物など、普段見慣れないものも多く、時間を忘れてじっくりと観察したくなりますよ。
植物のそばには、花の名前と簡単な解説が書かれたプレートが立てかけられています。観察の際はぜひチェックしてみてくださいね。
こちらは鮮やかな黄色が目を引く「リュウキンカ」。
キンポウゲ科の多年草で、山地や湿地に自生しているのだそう。早春に芽を出すことから、春の訪れを知らせる花として知られています。
長い枝にたくさんの白い小花を咲かせているのは「ユキヤナギ」。名前の通り、まるで雪が降り積もっているかのように見えますよね。
バラ科の落葉低木で、見頃は4月。開花する春はもちろん、秋の紅葉も見事なのだとか。
ピクニックを楽しむのもおすすめです
園内は飲食の持ち込みもOK。お弁当を持参すれば、心地よいランチタイムを過ごせます。
おすすめの場所は、大きなケヤキがシンボルの「芝生広場」です。お弁当を味わったあとは、のんびり寝転ぶのもいいですね。
また、土曜日の11~12時、13時30分~14時30分の間は園内ガイドの利用も可能。園内の見どころをガイドボランティアが紹介してくれます。
無料で利用できるのもうれしいポイント。植物の魅力をより深く感じたいときは、ぜひ受付でお声がけしてみてください。事前に予約をしておくと確実ですよ。
仙台市野草園
住所:宮城県仙台市太白区茂ヶ崎2-1-1
アクセス:JR仙台駅前西口バスプールより仙台市営バス「野草園行」に乗り、終点「野草園前」下車、徒歩1分
TEL:022-222-2324
開園時間:3月20日~11月30日、9:00-16:45(入園は16:00まで)
定休日:無休