紫陽花がしっとりと色づく雨の季節。梅雨晴れとなったある日の午前に、榴岡天満宮へ参拝しに行くと、帰り道にステキなお店を見つけました。
その名も「わらび餅専門店 WARABIYA 仙台榴ケ岡店」さん。2025年4月にオープンしたばかりの話題のお店です。
榴岡天満宮すぐ近くにあり、榴ヶ岡駅から徒歩約4分とアクセスも抜群。近くには榴ヶ岡公園もあり、テイクアウトしてピクニックやお散歩などを楽しむにもぴったりの立地です。
外観はスタイリッシュな和モダン。掲げられたのぼり旗と、茶屋を思わせる暖簾に惹かれ、自然と足が向いてしまいました。
おいしそうなわらび餅、和菓子、洋菓子を発見
さっそく店内にお邪魔すると、ほのかに漂うきな粉の香ばしい香りが鼻をくすぐります。そして目に入ったのは、うつくしく整えられたディスプレイ。

上段には、カラフルな色合いがかわいい「飲むわらび餅」のサンプルがディスプレイされていました。

杏仁やいちごミルク、キャラメルミルク、バナナミルクといった味が選べます。どれもおいしそうです!以前には季節限定のほうじ茶味も出ていたそうで、今後の新作にも期待が高まります。

2段目には「わらび餅」が並びます。
味はきな粉と抹茶の2種類。200gと400gのサイズ展開で、用途に合わせて選べるのがうれしいポイント。個人のお客さまだけではなく、企業の方がお土産で買われていく事も多いとか。
「本わらび粉」を使い、銅鍋でじっくり炊き上げたこだわりの逸品で、なんと砂糖は不使用!カロリー控えめでやわらかな食感は、老若男女どなたでも安心しておいしくいただくことができます。

3段名には塩大福、草餅、抹茶クリーム大福といった和菓子と一緒に、バスクチーズケーキ(プレーン、抹茶)が並びます。warabiyaというと和菓子のイメージですが、洋菓子も取り扱っているんです。
こちらは冷凍での販売のみとなっていますが、どれも保存がきくのでちょっとした手土産にも良いですね。
丁寧に作られた上品な和菓子や、和素材を活かした洋菓子を前に「今日はどれを選ぼうか」と、自然と心が弾みます。

基本的にはテイクアウトですが、ご希望があればイートインも可能との事。今後のインバウンドの需要を見越して、イートインスペースの拡大も視野に入れているそうです。
どんなステキなイートインスペースができるのか、楽しみですね♪
とろけて溶ける、これが本物の“わらび餅”?
迷った末に選んだのは、一番人気の「きな粉のわらび餅」。

見てください、このきな粉の量!まるできな粉の絨毯のようですね。
香ばしいきな粉の中のわらび餅に箸で触れると、触れた瞬間に伝わるふわふわ感。持ち上げると、わらび餅自体の重みで伸びてちぎれるほどのやわらかさです。
さっそくひと口食べると……まるで雪解けのように、ふわりと消える不思議な食感!これは今まで食べてきたわらび餅とはまるで別物でした。
余ったきな粉はサービスしていただいた牛乳と混ぜて、きな粉ミルクとして最後までおいしくいただきました。
きな粉というと、栄養価が高くさまざまな健康効果も期待できる和菓子には欠かせない食材。お客さまの健康まで考えて、最後まで食品を無駄にしない、サスティナブルな精神に心を打たれました。
「飲むわらび餅」はマストオーダー!
せっかくなので人気の「飲むわらび餅」のキャラメルミルク味もオーダーしました。

華やかで見た目にも楽しめるドリンク。ストローで吸うと、トロッ…もちっ…とした食感が口に広がり、まさに和スイーツドリンクという新感覚。
優しいキャラメル味と合わさって、口の中が幸せ……スプーンなしで楽しめる和菓子のような感覚でした。
どんどん飲めてしまいますが、お餅なので食べ応えもあり、お腹が満たされます。小腹がすいた時やデザートにぴったりです。
榴岡天満宮へ参拝のさいに立ち寄ってほしい「わらび餅専門店WARABIYA 仙台榴ケ岡店」。飲むわらび餅を片手に散歩する…その光景を想像するだけで、心がゆるりとほどけていく気がします。
ぜひみなさんも訪れてみて下さいね。
わらび餅専門店WARABIYA 仙台榴ケ岡店
住所:宮城県仙台市宮城野区榴ケ岡106-2 1F
アクセス:JR仙台線「榴ケ岡駅」から徒歩約4分
電話番号:022-200-6298
営業時間:9:00-19:00
定休日:木曜※祝日は営業、翌日お休み
駐車場:なし(榴ヶ岡天満宮の駐車場に駐車可)